あふりらんぽ in 西新JAJA


あふりらんぽの出演したイベント『ハイコレ64』に行ってきました。
5月26日の話です。
今年のフジロックのホワイトステージにも出演が決定している2人なんですが、
西新JAJAっていう、小さなライブハウスで見ることが出来るっていうのは、
今や、かなり貴重な体験でした。

一人で行くイベント……かなりの孤独感

みなさん、小さなイベントとかはよく行かれますでしょうか?
僕は、普通のアーティストのライブとかは月1ペースで見に行くんですが、
こういうイベントは、特に大学のサークルに入っているわけでもなく、
よくイベントをやっているような友達もいない私なので、
初めて行きました。しかも、1人で行くことに…。


正直、中で何をしたら良いかがわからなく、
孤独になるのは必至だったので、かなりの憂鬱。


でも、せっかく西新まで来たんだから、見なくっちゃ!ってことで、
あふりらんぽが出てくる前までは、ライブハウスの中に入らないという
決め事をして、改めて入る決意をしました。


開演の7時くらいに着いて、当日の出演表の紙をちら見したら、
なんと、あふりらんぽは6組中6番目。いわゆる、トリ。
トリってことは、早くても9時以降ってことになりますよね。
この時点で、2時間待ち決定。2時間何してたらいいのやら…。
とりあえず、西新の街の雑踏に消えていく自分でした。


ご飯を食べて、ゲーセンに少し寄って。
(最近、麻雀格闘クラブっていうゲームにはまっています。
 このことは後日書きたいと思います。)
1時間後、暇だし、せっかくお金払うんだったら、見てた方が得だ!!、
ってことに気づいて、JAJAに行くことに。


会場の西新JAJAには、キャパが150人入るかな…ってところに
ケッコーいっぱい人が来ていて、100人くらいはいました。
人ごみの中で、ライブを見る。
当初、予想していてた孤独感はまったくありませんでした。
なので、全体的に楽しむことができましたね〜。よかったよかった。

遭遇 あふりらんぽ

会場で、ライブ前のあふりらんぽの2人を見かけしました!!


まず、見かけたのがピカ。
僕が最初に下見に行ったときに、会場に入っていくピカを見かけました。
ピカだったってことに、あとあと気づいたので、見かけたときには、
“変な人いるな〜。あふりらんぽのファンってこんな人多いのかな〜”
ってくらいにしか思ってませんでした。
でも今考えたえたら、あれはまぎれもなくピカでした。


次に、オニ。
僕が他のバンドを見ていて、隣をふと見ると、ドリンクを注文しているピカを発見。
今回はさすがにオニだと、わかりました。
ふと見た瞬間、目があってしまって、「何この人?」って感じでみられてしまったのと、
そのとき演奏していたバンドがノリノリの演奏をしていたので、
それ以上はオニをみることをせず、演奏に集中しました。


今考えると、勇気出して話しかけていればよかったな……
そして、握手でもしてもらってたらな……。


後悔です。今回、monchアタックは失敗です。

抜群のステージ ノントロッポ

今回、あふりらんぽの他にも当然、いろいろなバンドが登場していたわけです。


2番目に登場だった accidents in too large field
残念ながら(正確に言うと自分がヘタレだったので)見ることができなかったんですが、
かなりいいバンドらしいですね〜。
正直、見ればよかった…


5番目の登場のノントロッポ
このノントロッポのステージはかなりよかったですね。
魅惑のリゾート地チックのトロピカルなアーヴァンミュージックを奏でる彼ら。
とても、魅力的なバンドでした。
で、このバンドのボーカルのボギーさんという人がいまして、
今回のイベントの主催者です。
何回かTVで見たことはあったんですが、実際に見てみるとかなり若くて、
バンドもかなり若いメンツで構成されています。
もしかしたら、僕と同い年かもしれないです。
同い年の人が、もの凄いいい演奏をして、イベントの主催をやったりする。
ちょっと自分にはできないな〜って思います。
このボギーさんは博多のロックシーンの新しい中心人物になりそうなんです。
博多のロックシーンと言えば、向井秀徳はじめさまざまな素晴らしい人たちを
輩出していった名門中の名門。
負けてるな…俺。
まあ、そんな劣等感はさておいて。
ノントロッポ、非常にクオリティーの高いライブをしてくれました。

やっぱし、あふりらんぽ

6組目、トリ、あふりらんぽです。時刻は23時回っています。
いままではPA席のあたりでみてたんですが、
今回のお目当てなので、最前列に行こうと思い、前のノントロッポが終わった
ところで移動を開始しようとしたら、同じく移動しようとする人多数。
そして、もともと前にいた人達が動く気配なし。
やばい。JAJAはステージの高さがほとんどないので、最前列じゃないと、
ステージでなにが起きているかぜんぜんわからないんです。
これじゃ、ぜんぜん見れないじゃん!!
結局、人の頭越しで見ることになりました。
ついでに、なぜか隣に陣取られた方は、浴衣を召された素敵な女性
(かなり小沢真珠似)で、とても気を使うはめに…


(セッティングをしているときの2人の真剣な表情はちょっと印象的だったんですが、
これを詳しく書くとあふりらんぽのイメージを崩すことになるかもしれないから、
やめときます。)


ステージが始まると、まず「あつい、せまい、くさい」の連呼。
一気にあふりらんぽの空気にしていきます。
この空気感は他ではなかなか味わえないし、もしあるとしてもブラフの可能性大。
つづけて、キラーチューン「ドドドド」。
それからどんどん、僕のお気に入りの曲をやってくれていきます。


あふりらんぽの凄いのは、やはり2人の息の合い方が半端なくシンクロするところ。
特に、ライブで見ると、なんでこんなにもシンクロするのかっていう疑問で混乱する。
かなり練習しているのか?
それとも、もともとの2人の感性が偶然にも一致してしまっているせいなのか?
とにかく、この次々に起きていくシンクロに圧倒されっぱなしです。


中盤。前回見たSonic Youthときと違って、MCを何回か入れてくれました。
おもろい。やはり、大阪の女の子。MCもあふりらんぽ色。
ドラムの上に立つのもやってくれました。


終盤にかけて、「Cava」などの猛烈な演奏をする曲をはじめました。
このあたりで、また別の空気感になってきます。
見ている客が直立不動でライブが進んでいきます。
演奏力がすごいのもあふりらんぽの凄み。
前半で、キャラ全開で行くのに対して、後半は演奏力で聞かせる。
この方程式、最高!!
叩きすぎで疲れ果てたピカが床に寝そべってしまった様は、とても印象的でした。

買ったTシャツは黄色。

あふりらんぽのライブ、2回目も最高でした。
帰りにTシャツを買って帰りました。
本当は赤のやつがほしかったんですが、
店員に『Lサイズありますか?』って聞いたところ、『あります』と即答。
が、その店員が物販用のTシャツがいっぱい入ったダンボールの中を探してみたが、
なかなか無い。しだいに、もの凄いスピードでTシャツをあさりだして、
その様は少し狂気じみていました。
ライブ後で疲れていたので、自分は不自然な笑い顔をしていました。
なにか、アツイものがありました。
結局、別の種類のTシャツにしました。黄色のやつです。
こっちも、2人の写真や落書きがプリントされていて良いです。



最後に、今日の全体通しての感想。
『ピカちゃんはちょっとかわいいところがあって、心ひかれる』