原!!


 ZAZEN BOYS、TOUR MATSURI SESSION、福岡Drum Logosに行ってきました。

 おとといのモーサムに比べ、今日はBOYS率の高いライブ。開演前からややムッとした空気が漂ってます。ロゴスは満員大入り。手荷物の預かりもいっぱいになっていました。

 ライブ開始。1曲目“SI・GE・KI”から会場の温度もどんどん上がります。今日は、後ろでご観覧しようかな〜って考えていたんですが、ライブが始るとやっぱり最前段にいってしまいました。やっぱ、ZAZENのライブで自分を抑えることはできません。

 一通り既発の曲で盛り上がったあと、とうとう来月発売となる新曲の披露です。しかし、ここで向井が取り出したのは、テレキャスではなく、シンセサイザー。なんと、向井がシンセですよ。昔、URUBUN GUITER SAYONARAでピアノを叩きまくっていたときはありましたが。このZAZENの面子とシンセをあわせて、一体どんな曲が出来上がるのか?それにしても、シンセを取り出したってことは、54-71と呼応したものなんでしょうか?

 シンセを曲は2曲やりましたけど、2曲目の“Water Front”が良かったです。確かにⅠやⅡで見せた、初期衝動的な激しさは全くないく、むしろシティーポップを連想させるような、落ち着いた曲で、シンセがエレクトロのような雰囲気をかもし出し、そこに向井の語り(ポエトリーリーディング)が絡まるので、とてもSexy。向井の大人なエロティシズムが出てます。そこにバックのロックサウンドの圧力も加わっいて。聞いてみるとrei harakamiをも思わせるような新感覚の曲でした。

 他にも、新曲をやっていましたが、歌モノが多いって印象。今日やった曲からだけの印象ですが、次作はこれまでは違ったものになりそうです。

 それからも、がんがん曲をやっていきます。特に“本編最後の半透明少女関係”での盛り上がりはすごかった。あと、僕“MABOROSHI IN MY BLOOD”の曲の終わりで、転んでしまったんですが、腕を引っ張りあげて起こしてくれた、とてもやさし方がおられました。この場でなんですが、ありがとうをいいたいです。本当にありがとうございました。

 アンコールで、やっていなかった“自問自答”“KIMOCHI”をやってくれました。やっぱ、これ聞かないと帰れないでしょう。“KIMOCHI”では恒例の女の子をあげて歌わせていました。しかも、向井が女の子を腕でつかんでいました。エロオヤジです。その女の子「野に咲く〜花のように〜…」が歌えてませんでした。緊張しちゃったのか、もしかしたら彼氏に特にZAZENを聞いたことがないのにつれてこられて、こんな曲を全く知らなかったのか、わかりませんが。そんな女の子でした。最後、向井はその子を連れてステージ降りちゃったし……。

 帰りに最近発売された、日比谷野音でのライブアルバムとTシャツを買って帰りました。このTシャツひどいよな…。『HENTAI』っておもいっきしプリントされとるし。ちょっと引きます。買ってしまったんで頑張って着たいと思います。街でこれを着ている人がはびこることを期待します。