薄い紙で指を切って〜 - オレモリ!! monch71編

　久々のレンタルです。今日は早朝からレンタル屋さんに乗り込んだんだんですが、そうしたら、希望するものが全てありました。満足、満足。

　まず、くるりのNikki。前作が僕的にはちょっといまいちだったんで、今回は是非名誉挽回してもらいたいところなんですが、どうやら、今回は名盤らしいです。なんかレコーディングとかもこだわったみたいで、アメリカでは、あのホワイトストライプスやジョニーボーイなどが使っていたスタジオで取ったもので、かなりのクオリティーの音質だそうです。そして、イギリスで録ったのも王道のブリティッシュのロックナンバーになているそうです。日本のバンドではくるりしかできないであろうことを、やってのけているみたいです。

　次、フジファブリックのFAB FOX。前作はまだ初期段階で、手探り感がちょっと見え隠れしていても、TAIFUのような、変な可能性を示したような曲もあったりって感じで。でも、今回は充実のアルバムになっているようです。っていうか、のっけのギターからかなり変態度が高い。さわやかな曲やボーカルに乗っかる、変態的な演奏。やはり只者ではなかった、フジファブリック!!

　そして、チャットモンチーのデビューミニアルバム、chatmontchy has come。この日記の筆者としては、名前に親近感を感じてしまいます。チャットモンチー、注目の新人バンドです。徳島の田舎育ちって感じの、いかにも純粋そうな3人組の女の子バンド。3人とも華奢でとってもかわいらしい。しかし、やっている音楽は他でもないオルタナ。日本から、新たな可能性を秘めたバンドが上がってきました。サウンド･プロデューサーは元スーパーカーのいしわたり淳治。いくらデビューしたてといっても、これは音的な面は文句はないでしょう。PV見ている限りでは、本当にいい3ピースバンドなんですよ。ギターボーカルの女の子は、ギターを持って弾いている様はすんごくしっかりしているし、目がなんか良い目をしている。それなのに華奢でかわいらしい。僕の今一番心をとらえているのが、ベースの子。プレーを見てる感じでは職人肌って感じのベースをうならせる。かと思ったら、時に顔をくしゃくしゃにして笑う笑顔。なんだこのギャップ。たまらんです。そして、ドラムの子はちょっとお姉さんなのかな。前の2人を後ろで見守るようにプレーするスタイルは、前も後ろもわからなそうな女の子バンドの中で、安心感を与えてくれます。1曲目の「ハナノユメ」は、もはや名曲ではないでしょうか。こんなチャットモンチー、これからの活動に期待します。ただ、やっぱり女の子バンドって大成しないんだよな〜。でも、それを跳ね飛ばすだけの、芯の強さは持っていると思います。

　最後に、手に入っちゃってびっくりしたんですが、ARCTIC MONKEYSのシングル、I Bet Look Good on the Dancefloorが邦楽の新譜シングルの中に並べてあったので、借りました。何で!?借りれんのこれ!?2006年のイギリスの新人バンドの中で最重要な存在であるアークティックモンキーズ。来年でるアルバムの先行シングルみたいですね。まだ、僕は少ししか音源を聞いていないので、本当に良いのか!?って聞かれたら、ちょっと不安なんですが、ちょっと聞いた感じでも悪くはないし、それより、もはや扱いがすごいじゃないですか。だから、絶対いいと思います。とにかく、これ聞いて予習します。それにしても、ジャケットがまた良い。かっこいい。ナイスセンスです。こんなたいそれたシングルをゲットできて、本当にラッキーでした。