土屋アンナ IN STORE LIVE @タワーレコード天神店


 土屋アンナタワレコ天神店でのインストアライブを見てきました。

 俺はテスト期間中だって言うのに、一体何をしてんだか…。このバチなのかしれませんが、明日のバイト遅くまでかかるって報告が…。どう考えても、時間足りませ〜ん。

 行く前は、かなり迷いましたよ。CD代+交通費の3000円と、試験勉強用の大事な時間を割いてまで、見に行く価値があるのかと。そういえば、僕は特別アンナちゃんのことを好きなわけではない。ただ、同い年のタレントで非常に才能のある人だから、きっとオーラがあるんじゃないかと仮説を立てたので、それを確かめに行きたかったんですよね。迷ったあげく、“どうせ家にいてもたいした勉強もしないだろう”という考えが出たので、バスで向かいました。

 開演2時間前くらいに天神入り。タワレコに向かって、とりあえずCDだけ買って整理券をゲットする。しかし、どうやら予想を超える人が集まったみたいで、整理券が足りなくなってしまったらしい。少し待たされたら、整理券が手元に届きました。さすが超人気モデル。これはかなりの人が集まりそうだな〜。

 開演前、ステージ前に整理券を持った人が入る。客層は7:3くらいの割合で女の子が多い。特に20歳前後の女子がメインだ。しかも、派手にオサレではなく、どちらかというと細かいところに気をつぎ込んでいるような、女子です。あと、モデル大好き女子もいましたね〜。男子はちょっと地味めで一癖も二癖もありそうな人が、後ろの方で多かったな〜。度胸のある俺は、ステージの前で見てたんですが…。ド派手な方はいませんでした。あと、ゴスロリさんも一人発見。それと、ある意味光っていた人がいました。

 アンナ登場。会場から「かわいいー!!」「顔小さい!!」「目、でかい!!」などの声が飛ぶ。みんな興奮してんだな〜。確かに、かわいくて、顔が小さくて、目がでかかった。たまに芸能人なのに微妙な人がいるんだな〜これが。それが無くて、本当によかった。アンナちゃんは背が高かった。顔はちょっとキレイとはちょっと違うんだけど、背中から肩にかけてが、スッと姿勢が良くて胸を張っていて、そこがキレイでした。モデルだな〜。それと、意外と肩幅広いな〜。

 セットリストを思い出した範囲内で書きます。

  1. Taste My Skin
  2. Only Want You
  3. Somebody Help Me
  4. 雲がちぎれる時(UAカバー)
  5. Change Your Life
  6. In My Hands
  7. Frozen Rose

(間違っていた場合すみません。訂正をいただけるとありがたいです。)

 ライブはアコースティックライブの形態でした。アコギが一人とパーカッション(何を叩いていたのかがわからなかった。)が一人。あのスペースじゃ、ちょっと機材持ち込むのは酷だよね。カラオケでは味気ないし。

 アンナちゃんの歌声は、強い。そしてその中に絶妙な甘さが入っているのが特徴だ。ボーカリストとしては、なかなか日本人にはいないタイプであろう。あえて言うならば、日暮愛葉さんが似たようなタイプだ。楽曲も、その特徴を生かした曲が多い。それはライブでも変わらなかった。個人的には、ややエコーが強くてもっと生声を聞きたかったな〜。

 ステージ上のアンナちゃんはとにかく無邪気だった。MCの時も、無邪気一本で盛り上げていた。ただ、カバー曲ならまだしも、自分の曲まで歌詞がわからなくてカンペを堂々と見ていたり、“私の手”の曲の前に、この曲は高いところがあって声でないかもしれないから、歌うのは嫌だと言ってみたり。これはちょっとプロの歌い手として、良いのかな〜って思う部分がたたあった。でも、アンナちゃんなら、それをもみんなが笑わせてくれるような、素敵な雰囲気がある。

 一点、ライブ中にかなり気になった点があったんで書かせてください。アンナちゃんのことではないんだけど、僕の後ろにいた客で専門学生風のメンズの何人かの喋りがうるさくて、ちょっと嫌だった。せっかくの歌のときも、喋って彼らだけで勝手に盛り上がってもいた。せっかくみんなアンナが好きでライブを見に来ているんだから、そんなことされたらたまったもんじゃない。はっきり言って、ウザかった。他の人のことを考えないの客がいることはちょっと困ったものだ。

 ライブはね、おもろかったです。アコースティックライブだったんですが、アンナちゃんのノリがよく、客席もなかなかだったので、かなりロックロックしていました。このロックロックできる実力には、ちょっとびっくり。それと、今日のライブ本当は6曲予定みたいだったんですが、ライブが良かったので、急遽もう1曲増やしてすほどの盛り上がりでした。

 ちょっと厳しいことを書きます。音楽的に土屋アンナはど〜よ!って話です。ライブを見ていて、今日はインストアライブだったけど、まだまだスキル不足っては否めないと思いました。これは場数の問題だからしょうがないんだけど。MCも「みんなはロック好きか〜!」とか“ロック”って単語の連発しすぎで、ちょっとこいつ本当にわかって音楽やってんのか!?ってやや疑問に思った点も多々あった。頭はあんまりよくないってのがわかった。カンペやキーの高さのことにしても、意識がまだ低いな〜っても思った。それと、UAのカバーで特にそう思って、他の曲にも言える事なんだけど、歌は上手いんだけど、やっぱりただカラオケをバックの演奏をありで歌っているように見えてしまった。僕は、倖田來未とかも聞いてて思うんだけど、ただ歌が上手いんだけじゃ曲には何にも魅力を感じないのですよね。曲ってのは、やっぱりその中に、歌う人の血を打つような勢いだとか、その中に秘められた魔法のような力が秘められていて、初めて魅力的に感じるものだと僕は思っている。アンナちゃんの曲はただただ演じているようにしか、見えないときがあるんですよね。とりあえず歌いたいから歌ってるだけ感じがして、たまりません。曲に関しては。まだまだ、曲に彼女自身の勢いっていうのが吹き込まれてないような気がするな…。

 ただね、アンナに関しては、それでいいんですよ。やっぱり彼女は、モデルにアートに女優にそして歌にとマルチな才能を持って、活躍をされている。僕も、なんにでも活躍が出来るその才能に惹かれて今日は見に行った。彼女の“歌っていて楽しいっていう”、無邪気なその顔を見れただけで、今日は満足だったと思いますよ。

 とてつもなく無邪気だった、彼女のエピソードを最後に一つ。ライブ後は握手会でした。もちろん、シコシコと参加。久しぶりだな〜、握手会って。握手するときの一言ってかなり考える。少しの言葉で、どう自分の気持ちを伝えるかってことに。あまり小細工をしても、意味が伝わらないから、ストレートな言葉を選ぶべきなんだけど、それじゃ面白くないし〜……って深く思考の坩堝に毎回入ってしまうのが現状。やっぱり今回も迷ったし直前緊張した。僕の番が回ってきた。
僕)「ライブカッコ良かったけん、これからも頑張ってね!」。
バチッと言えましたよ。
そうしたら、
アンナ)「へハイ!」。

僕の思考回路の中………『えっー!!それだけで終わり〜!!??』………
顔が歪んでいくのが、自分でもわかりました。
アンナちゃんは、とても無邪気だった。そして、天然だった。それが彼女のキャラクターなのであろう。彼女、秘めたるものまだ持ってるはずです。これからも、期待して活躍を見ていきましょう。

Change your life

Change your life

今日の一曲♪土屋アンナ/私の手(in my hands)
 この曲の盛り上がりよかったですね〜。アンナちゃんも、この曲できれいに締めればよかった〜、って言ってました。