西方沖地震から1年


 あの福岡県西方沖地震から1年たつ。今ではもう余震はほとんど起きていない。

 あの日は、めちゃめちゃ忙しかったことで、あんまり考える余裕は無かったんだけど、恐怖でいっぱいだった。自分は地震で身の危険を感じたと言うことはなかったんだけど、玄海島の倒壊した家屋や、福ビルの飛び散ったガラス、警固公園に避難して集まった人々などの映像をTVで見るたび、この事態が異常であることをヒシヒシと感じた。

 あれから1年。一切あの日の教訓を生かせてはいない。非常食を蓄えたり、家族間で緊急連絡先を決めても無い。あれはやっぱりかなり、稀な例だったんだろうな〜。

 とにかく、“地震はいつ来てもおかしくないってこと”ってことは心に刻まれている。それだけで良いのかは自信がないが、それだけなのが現状。