春休み逃避行 3日目

☆11時起き

 旅行していて毎回思うのが、普段よりも数倍疲れるもの。だから、必然的に起きる時間が遅くなる。でも、それはしょうがない。いつもと違う環境だから、自分でも気づかないうちに緊張感の糸を張っているのであろう。

 今日の目的は横浜に行くこと。

☆切符のミス

 横浜へ行くのにはじめての電車に乗る。ここで僕が切符を買うのを間違えてしまった。JRに乗るときに、いきなり横浜まで買ってしまったのだ。友達の計画では武蔵小杉で乗り換えて、東横線で行く予定だったらしい。無駄な切符を買ってしまった。

 自分はどうしたらいいかわからず、ただ呆然としていた。友達が駅員に聞いてみた。そしたら、そのままの切符で乗り換えさせてくれた。どうやら乗換えで間違える人が多いらしくて、目的地までの切符は買っているし、いちいち正規の手続きをとっているとめんどくさいのか、そのまま通してくれるらしい。

 自分は九州のJRの経験上、そういうのはまた切符を買ってくださいと言われるか、手数料を取られると思っていた。しかし、友達がなんかそう思わなかったらしくて、すぐ駅員に聞いてくれた。やっぱりそこらへんのは、いつも生活をしている人の感覚との違いだろうか。それとも、ただ友達には勇気があって、自分は臆病なだけなのか…

☆横浜-みなとみらい線

 横浜に降り立った。横浜は港町、だから門司港っぽい空気感を感じる。とてもキレイな都市だ。東京から少しのはずなんだけど、なんか全然違うところに来た感覚がした。友達がフランツを見に行ったと言っていた、横浜ブリッツでは今日はハイドのライブが行われるそうで、まだ昼だというのにグッツを買うために並んだ人がいっぱいいた。

 中華街に行くためにみなとみらい線に乗る。このみなとみらい線、むちゃくちゃキレイな駅が並んでいる。すごい!なんじゃこれ?各駅ごとにデザインのコンセプトが全然違う。なんか観光地に来た〜って感じがします。

 ちなみに写真は馬車道駅のホームにおいてあったベンチ。透明で超かっこいい。持って帰りたいくらい。

 あっ!これ透明なんですが、見れるかな?

☆横浜-中華料理はいけるかい?編

 2時過ぎだっていうのに、人がめっさおる。さすが観光地は違う。

 中華街だから、やっぱり昼食を食べなければならない。前日から、中華街を存分に味わうならば、食べ放題がいいと言い張っていました。歩き回ってみると、店がありまくる。どこに入っていいかわからない。るるぶに書いてあった激安食べ放題店に入る。まあ、男二人貧乏大学生だったら、これが一番良い方法なんじゃない?ってことで入った。隣の店はちょっと行列ができていたが、気にはしなかった。

 入ってみると、店内が暗いしお客さんがいない。もう2時半だからね、それはしょうがないかも。食べ放題なんだけど、どうやら大皿にあるのをとって食べる形式ではなくて、注文したらそれが出てくるらしい。いろいろ頼んでみる。チャーハン、普通。スープ、味が無い。から揚げ&春巻き、冷凍もの。チンジャオロース、さめているから家で作った以下。とにかくまずい。しかも一品は一皿で出てくるんですが、その量が多い。食べ残したら、追加で料金取られるみたいだったので、全部食べないといけない。少しずつ、いろいろ食べたかっただけど、そのあてが外れてしまった。しかも、油分たっぷりって感じで、すぐいらなくなった。これいっぱい食べれんですわ〜。120分食べ放題のところを、30分で出てきました。ま〜、もう中華料理はもうこりごりです。

 失敗したな〜。連れとの関係も微妙な雰囲気が流れますよ。肉まんちょっとかぶりついてやろうと思ったんだけど、それをも入りません。

☆横浜-元町編

 山下公園へ行こうということで、友達に着いて元町に入ったんですが、どうやら方向を間違ったみたい。でも、ちょっと元町もふらつけました。うんややオシャレ。代官山とは違う、ちょっと時代遅れのオシャレな感覚。

 そこから赤レンガ倉庫まで、少し迷った。さまよって、いつの間にか横浜スタジアムに着いていた…。

☆横浜-みなとみらい編

 歩きに歩いて、みなとみらい地区に着いたけど、この時間で帰る時間になってしまった。赤レンガ倉庫にも立ち寄れず、ただ外で眺めるだけに。でも、横浜に来てそれだけできればよかった。横浜は本当にあのあたりの光景がきれいだ。前も着たことがあるんだけど、それだが本当に印象に残っている。また来てみたけど、やっぱりすごくキレイな光景。やっぱ横浜はいいな〜。これを見れただけで、この旅行成功だったと思う。すんごく癒された。

☆横浜-駅周辺編

 友達はここでお別れ。僕はこれから一人で行動。横浜駅周辺を散策する。あと1時間。

 お土産を買おうと駅をぶらついてみたけど、お土産屋らしきものがない。駅つうもんは、たいていお土産や三があると思っていた。博多駅なんてその典型ですね。だからすぐ見つかると思っていたんだけど、全然ない。この横浜駅はどうやら観光地ではなく、ただ人が往来するような、むしろ新宿みたいな場所みたいだった。だからお土産はない。うんわかった。

 例によってタワレコに寄る。横浜駅前のタワレコは京都のタワレコに似ていた。狭い。むしろ小倉のほうがクオリティーが高いように思えた。ここで雑誌のMARQUEEの購入。ミキちゃんが表紙のあれだ。本当は1日目にでも買っておこうと思ったけど、まだ発売ではなかった。でも10日発売だから2日前に買うことができた。恐るべし、中央のパワー。あっ、あと白井ビンセントのサインあった。横浜ではカエラは神様的存在だ……、って思っていたけど、大きく展開はしてたけど、あまり熱を感じられなかった。むしろ、横浜店に対抗意識を燃やしていた、新宿店の方が熱かったように思える。

MARQUEE vol.54 マーキー54号

MARQUEE vol.54 マーキー54号

赤い電車に乗っかって〜(嘘)

 横浜から京急で羽田まで行く。もう、帰ることになるんだな〜。かなり寂しい。っていうか、蒲田まで行く特急が早すぎる。すぐ着いちゃった。もうちょっとセンチメンタルに浸ってたかったのにな〜。そういえば、京急電車が出発するときのエンジン音がファソラシ〜〜って音階になってた。うわ〜すごい。これに気づいてビックリ。でも電車は赤くなかったけどね。

☆羽田第2ターミナル

 飛行機のチェックインにも慣れた。2年前は全然できなかったけどね。羽田で対応してくれた人は、すんごくはっきり喋っていた。東京っぽいな〜。

 時間があったので第2ターミナルに寄ってみる。新しくできたほうだ。第2ターミナルは、また新北と違った新しさだ。新北はクリーンで清潔感抜群って感じだったけど、羽田の第2ターミナルは暖かさがあった。こっちの方が最新鋭の空港の建造物なんだろう。ちょっと敗北感。いろいろ回ってみたけど、新しくてさらにいろんな門があっていいな〜。あと展望デッキもすごいよ。新北とは規模が違う。でも、足湯は無いけどね〜。

 こっちでお土産を買う。買ったのは東京限定のキットカット。何々シェフのプロデュースらしい。よくわからんけど、僕にはたかがキットカットくらいが似合っている。

☆スタフラ2回目

 2度目の乗車になる。そういえば、第1ターミナルに戻るバスの中で航空マニアのような人たちの話し声が聞こえてきたんだけど、その人たちの中でもスタフラの機体は注目の的らしい。

 第2ターミナルで時間を潰しすぎた。ターミナルが着いた時間は、出発予定時間の5分前。これはいかん!走った。動く歩道を長い距離、めっちゃ走った。間に合った。でも、どうやら遅れているらしくて、まだ機体にお客を入れてない状態だった。走ったのは無駄に終わったようだ。

 しかし、ここからが長かった。出発したのは、それから30分後。しかも動き出したのはいいけど、そこから離陸までがまた30分くらいかかった。どうやら、羽田空港は過密スケジュールらしくて、離陸する出番待ちをさせられるらしい。う〜ん、使っているものにとっては、かなり無駄な時間。この時間、携帯とかPCとか使えればいいのに、まだ離陸しないから。予定より1時間遅れで離陸。

 今回は事前の座席指定で窓際の席を取れた。しかも、真ん中の席には人がいない〜。さらに、後ろも人が居ないから、リクライニングし放題。今度は快適だ。

 羽田から飛び立って、直後の窓の外の景色のきれいなこときれいなこと。びっくりした。東京を上から見るとこんなんになってんだ。すんごくキレイ。凄いね!この光景、飛行機から飛び立たないとこうは見れないだろうな〜。貴重な体験!!バリバリ興奮した。また見たいです。

☆帰還

 海上から空港に侵入していくとき、こっちの空港の風景もきれいだよ。いかんせん、こっちの空港は周りは海ばっかだけど。

 空港まで親が迎えに来てくれた。わざわざ遠いのにな〜。宗像から空港まで。でも心配してたんだろうな〜。毎回毎回。

 そういえば行くときにプリンどらを買ってやろうと思っていたけど、わすれてた。今度は食べたいな。