ZOOBOMBS @黒崎マーカス


 一週間ほどの前の話。

 「俺の所属するバンドが主催するイベントにズボンズが来るんだけど、来ない?」

 と、クラスメイトから話かけられた。

 はっ?何言ってんですか、あんたは?変な冗談はよして欲しいよね〜。

 と思っていたら、あながち本気(ポンゲ)らしい。

 めっちゃ凄いじゃん!それ!えっ、あのズボンズだよ!あれを呼んだら来ちゃったの?マジで!?スゲー!!

 ということで、行ってきました。黒崎マーカス。久しぶりだな〜。そういえば、3月くらいにもドン・マツオさん一人でマーカスであってたよね。行こうとしてたんだけど、予定がつかなかった…。どうやら、あれも主催はその友達のバンドらいしです。

 今日のライブで覚えていることは、一つだけ。ズボンズがめっちゃ凄かった!!!!!!なんだこれは!!凄い!!!凄いアクトだった。今日はズボンズがロックンロールの神様が降ろしてくれました〜。

 ズボンズは正直ほとんど知識が無かった。曲もそんなに聴いたことがなかった。まー知っていることといえば、ズボンズってバンドはフロントのドン・マツオさんが主導権を掌握したバンドで、時代時代において絶えず音楽性を変え、広いジャンルの曲をやっているってこと。それとドン・マツオさんは、最近、地方のコミュニティーの代表するバンドを支援しているような動きを見せていること。例えば、ソロのアルバムのプロデュースをリミエキの飯田さんに任せたように。

 とにかく凄いステージだった。緊迫からの展開、そして揺れ・高揚。あ゛ーー!!さすがズボンズ!!

 ドン・マツオがやはりバンドを支配していた。指示を出すのは全てドン。バンドそれから客席までを支配していた。最高だった。ドンが煽る。それにメンバーが演奏で確実に応える。煽る、応える。その緊張感が、パワーに変わっていく。そのパワーがフロアに強く伝わる。スッゲー、いいライブだった。

 音楽性が予想通り雑食的だった。うん、なんかその瞬間瞬間でやりたい音をしてきたら、こんな感じになっちゃったって感じですね。どれも気合が入りまくりの曲になっていて、非常に濃かった。

 何よりも一番良かったのは、ドンのMCに尽きるだろう。ドンのblogにも書いてるけど「もの凄い、エネルギーだった!」って何回も言っていた。それと、「ライブの主催者で今度マーカスの新たな店長になったムロ君にも話たんだけど、ライブは非常に興奮できるってことを、こういった見に来てくれた若いお客さんに伝えないといけない。そして、この北九州のライブハウスを盛り立てないといけない。」と言っていた。今のドンの意志が非常にわかった。

 やっぱりドンは地方のコミュニティーっていうのに、非常に関心を寄せているみただ。こういう身近なライブハウスとかで、いろんな盛り上がりをみせると、リスナーからにとっては楽しみが増えるよね。

 とにかく、ズボンズが最高だった。「また来ます」と何度も言っていた。また楽しみが増えそうです。

 それとそれと他のバンドも見たんだった。正直、ズボンズが凄すぎて、あまりおぼえていません。

 1組目には間に合わなかった…残念。

 2組目、バッファローデンチ。最後の曲が良かったです。最後の曲の直前に、フロントの人のギターのストラップが切れたのが、めちゃめちゃ良かった。ナイスタイミングだった。これでテンションが凄くあがった。

 3組目、THE VINCENT VEGAS。フロントがマーカスの新店長でschool girl'69のムロさん。誘ってくれた友達はギターで参加。とてもpre-schoolっぽかったな〜。キーボードの女の子のパンツの丈の長さの中途半端さが気になってしょうがない。誘ってくれた友達はやや天才臭のするアクトをしていた。例えていうなら、ソニックユースでいうところのジム・オルークっていったとこ。とてもハッピーでいいな〜。好きだな、このバンド。

 ライブ中にドンがドラムを叩いて、そのバチを客席に投げた。それを見事にキャッチした。また、やってしまった。ライブ後に、友達に頼んで、ドンさんにサインをして貰った。友達にめっさ感謝!これは一生の宝物になるぞ!!

 

↓↓この日のドン・マツオのblogのエントリー↓↓
http://holidaydon.exblog.jp/3223246/
セットリスト、写真もあります。