クラスヌ @福岡Drum Be-1

○リード

 CLUB SNOOZER @Drum Be-1行ってきました。DJはタナソウ(田中宗一郎)、Guest ActはPOLYSICSBACK DROP BOMB

 僕はいっつもイベントは一人で行っているだけど(←寂しい奴アピール!!)、今日は何人も連れの人がいて、しかも、それぞれの人と人との間に関係がなかったので、ちょっとそれをまとめるのが困難でした。一緒に行ってくれた方々、サバけていなくてすみませんでした。それに関しては、とっても謝ります。人をサバくのは、ちょっと苦手でやす。

○イベント前のこと

 Be-1に22時半に到着。もちろんすでに始まっていました。

 Be-1に着く前に、親不孝のモスに寄ったんだけど、そこでは明らかにポリファンの爽やかな女の子のグループと、明らかにBDBファンのちょっと濃い男子をグループを見た。どう考えても、ファンの層が対象的な2組。今回のイベントでの僕の注目点はそこ。如何に、このパーティーでこの2者が結びつきがあるかっていうのが、人間観察のしどころと行く前は考えていました。

○DJ 前半部分(Guest Actの前)

 入ってみたら、すでにフロアーは混みに混みあっていた。こんなに人が多いとは思わなかった…。ちょっと自由に動けるスペースが無いのがちょっと難点。

 !!!とかからの流れでラプチャーがくる。house of jealous loverがかかる。ストロボライツがかかる。気分は一気にトップギアに。最高だ。クラスヌ、初めて来たけど、これは楽しめそうだ。よかった〜。

 レッチリ、レイジ、ニルバーナ、ストライプス、のいかにもアメリカな流れがある。すごいね、この流れ。無条件降伏って感じ。

 その後にくるりがきたのにもちょっと驚いたけど、お祭りわっしょいだったから流れ的にはよし!

○Guest Act POLYSICS

 ステージ前でセッティングが始まったので、ライブ体勢に身の回りにセットして、最前段に。この準備の仕度が、自分でも惚れ惚れするくらい見事にタイミングよくいった。

 スペシャルズラモーンズやクラッシュやU2やらをかけて、POLYSICのアクトへ。

 ポリのアクトの前のタナソウのMCが最高に良かったと思いました。
「ロックンロールの50年の歴史において、この日本においてもどうにかいいものを出して評価されようと、多くの先人達が切磋琢磨してきたんだけど、それでもまだまだ全然ダメだと叩かれ続けて。でもそんな中、アメリカでイギリスでヨーロッパ各地でオーストラリアで、その名を轟かせ、この日本で初めて世界で評価されようとするバンドが今ここにいる。」

 上の文章は実際のMCとかなり違ったモノだけど、内容的にはあっていると思います。言い始めたときは、うわ!お説教が始まった!と思ったけど、それだそれ!タナソウ!実際、この春からついこの間までガンガン海外でやってたんだもんね。それから帰ってきてからは、福岡初だよね。そうだそうだ。

 ポリの登場。今日の登場のSEはちょっと違った。調べてみたら、P!って曲らしいです。ハヤシが笛(縦笛じゃなくて、ロレッタの梨乃ちゃんとかが吹いているやつ。色は緑でした。)かっけよかったです。この曲ありですね〜。とってもクレイジーでよかったですYO!ポリファンの皆さんはこれは楽しみにしてください!たぶんこの夏フェスでは多用するような気がする…。

 2曲目サイコセラピー。まさかのサイコセラピー。やった!これラモーンズのカバーでC/Wですが好ナンバーなんです。たぶんクラスヌを意識してこのセレクトだよな〜。タナソウのさっきのMCの「ロックンロール50年の歴史において〜」とも軽くシンパシーがあると思うし。直前のDJの選曲の流れからしても、あっているし。あと、snoozerでもかなり高評価でしたし。(シーラカンスの時、タイトル曲よりもこっちが誉められていた。)

 新曲・むすんでひらいて、もやる。これは前回のボラポリのときもありましたね。むすんでひらいてのハヤシの動きは今までの曲とは違うタイプの動きをしてるよね。そういえば、1曲目のP!も同じような動きだったように思える。何と言いますか、前後の動きがあるっていうのに、今までの曲とは違うよね。まだまだ新しい曲。洗練とまではいっていないから、これからドンドンとくなっていくんだろうな〜。リフが複雑なので早い段階での音源化を希望します。まあ、前回よりだいぶわかるようになったけど…。そうしたら、ちょっとは良くノレるようになるのに。そうしたら、もっと楽しくなるはず。

 あとは、イベント用のセットリストって感じかな〜。スリーオースリーオーマンは完全にライブのマスト曲になっちゃっいましたね。すごくいいです。アージオンでは恒例のビール一気飲み。DA DA DA DA DAAは2回だったよね〜。普通のバージョンに続いて、速いやつ。これを軽く演奏しちゃうのがポリの技量の高さ。あと、なんか袖外しが、恒例のイベントになってきているみたいですね。ハヤシ君は上手く外せていなかったけど。

 カヨちゃんのアクトがドンドン激しくなっていくのが気になる。2年前初めて見たときは「この人本当に何もしないな〜」っていうのが正直な印象でした。(そこがよかったんだけど…。)でも最近じゃ首振りの激しいこと激しいこと。もしかしたら、このまま首だけ飛んでっちゃうんじゃないのかと心配になるほど。あと、今日はキーボードさばきが立ち位置上、凄く良く見えたから、それも凄いキレキレの演奏をしていたので、ちょっと鳥肌がたった。カヨちゃん、すっかりロックスターとしての本域で見せれるようになりました。これは海外鍛錬の成果なんでしょうか?

 今日はハヤシ-フミの間で見ました。いつもなら、フミちゃんファンの女の子が固まっているスペース。でも今日はその集団が見られなかった。どうしたんだろう?おかげで快適に見れたんだけど。2・3列目にいた、紫のHEAVY POLYSICKのTシャツの男が私です。Baby Baisの時に、後ろの人にひじ打ちを食らわしてしまった。一切わざとではないので、すみません。ここで謝らせてもらいます。ごめんなさい。オレ、マナー悪いね。ただ、やっぱり腕をあげたいし、最前ブロックではどうしたらいいものか…。フォローしたかったけど、ライブの続いていくから、それが出来なかったのにも、後悔しています。

 11月19日に、今度はワンマンでポリはやってきてくれるそうです!!やった〜。絶対見に行く〜!!ワンマンか〜。最初っから最後まで、ちゃんとついていけるだけの体力があるかがどうかが心配。今から心配。今日も、Baby Baisとエレクトリックサーフィンの記憶が無い…。どうしても思い出せましぇん。

 深夜0時のポリのライブ。ちょっとそれに違和感を感じずにはいませんでしたが、最高のショウを見せてくれました。ありがとうね。また楽しませてもらうよ〜。

 そういえば、オレンジのツナギ初めてだったよね。全然気になりません!なんか、赤ダセ〜とも思えてきた。ポリはオレンジが一番シックリくるような気がする。

○Guest Act BACK DROP BOMB

 ポリの後、ちょっと休憩で外に出てから、再入場したら、Two Months Offがかかっていた。やられた。ちょっと目を離すと、こういうことになる。

 その後、BDBのライブ。BDBは2回目です。前見たときも、なんかパッとわからなかったけど、今回もそんな感じでした。

 ドラムが54-71のボボちゃんでした。ボボちゃんいつも、必殺3点セットなのに、今日はいっぱいのドラム(普通のドラムキッド)を叩いていた。なんか違和感を感じる。いや、普通なんだけど。でも、いつもどおりの丈の短いパンツでしたYO!

 BDBはかっこよすぎて、意味がわかりにくいのかな〜。パートごとにキメがたくさんあるから…。なんか緩急のないZUINOSINって感じで…。ギターだけ、ベースだけ、MCだけって聞いているとかっこいいのはわかるんだけど…。それを総合したら、ちょっとわからんよね。かっこいいもの詰め込みすぎなんだろうな〜。そんな中、ボボちゃんのビートによってまとまりを感じられて、ちょっとはわかったかもしれない気がしました。

 アンプ(?)が倒れたのって、あれ何があったの?蹴ったのもしかして。ありえん!!完全に勢いでやったよね。

 最後の曲がよかったです。

 BDBファンって本当はどんな人たちなんだろう?とも思ったけど、それは自分が後ろにいたから観察できなかった…。

○DJ 後半部分(Guest Actの後)

 時間は深夜2時。そこから3時間怒涛のDJタイムになります。

 本当に今日はDJがよかったね。正直、ポリとかどうでも良かったような〜。

 ビースティーボーイズが大好きです。そのことわかっていたけど、再確認しました。BEST版買わなきゃ。ジュニアシニアが一番最高でした。あの大ネタの曲(ちょっと曲名はわからない)とのマッシュアップが一番凄かったです。マッシュアップでいろいろいっぱいいいのがありましたね〜。あのダンスの流れで、September(Earth Wind & The Fire)はセコイ!踊るしかない!

 アークティックモンキーズがここぞとばかりでかかってたね。タナソウ大のお気に入りみたいですね〜。あと、オーディナリーボーイズとジュニアシニアもここぞと多かったです。

 オアシスをLive ForeverとLylaと2連チャンでやったけど、ちょっとLylaの後半は飽きちゃったな〜。

 途中でちょっと休憩のために抜けてしまった…。その隙に、キャノンボールとジョニーボーイがかかっちゃったよね。でも休憩も大事。まあそこは自分自信で調節して、楽しまんと。っていうか深夜3時ですから。

 ソウさんのDJはすっごくわかりやすい内容だった。今までクラスヌ行けないな〜って思っていたんだけど、その理由は「行ったとしても、かかる曲がわからないから。」ってことで今まで萎縮していたんだけど、今日かかった曲はもうほとんど知っている曲だった。9割以上近くわかったよね。これはもうBANG ON!聞きまくって、ソウさんの好みはだいたいわかったってこともあるんやろうけど、やっぱり自分の音楽力が上がったってことが一番理由だと思う。正直にこれはうれしい。大学卒業する前までには行きたいと思っていたけど、それが今日叶ってよかった。音楽に包まれたとても幸せな空間だったな〜。

 カイザーチーフスとかシーザースとかブロックパーティーとか、去年までのニューウェイブリバイバルの流れのパートがあったんだけど、結局ダンスミュージックを取り入れたオリジネイターで、かつ勝ち組なのはThe Musicだな。それを今日確信した。

 オーラスが近づいてきて、kick it out(Boom Boom Satellites)から、Born Slippyがきたので、ここぞ!ってばかりに最前段に突入。指示してくれたイシマルさんサンクス。YUMEGIWA LAST BOYもあったぜい!!

○最後のMC、唐沢さん仕事納め

 去年今年とSnoozerはいろんなことがあった。毎号、発売日がありえないくらい遅れて…。

 それで最近休刊という噂がでていた。(あっ!でも10月号はお休みだそうです。)そのニュースソースをタナソウ自身で突き止めたらしいんだけど…。噂ってこええ〜。mixiってこええ〜。どうか、これを逆手にとってください。協力します。っていうか、タナソウのコラム的なこと見てみたいです。

 BEAの森さんの説得で来年からは、年に4回は福岡でやってくれるみたいです。BANG ON!終わっちゃったからな〜。これくらいやってくれないと、困るんだけど…。とりあえず、年末あたりに来てくれるみたい。

 今日VJやっていたのが唐沢さんでした。唐沢さんの外見を始めてみたので、タナソウの後ろのチャットモンチーのベースの子(あっこちゃんです。)みたいな人、一体何者?って思っていたけど、唐沢さんでしたか〜。それで今日で唐沢さんが仕事納めだったそうです。本当にお疲れ様でした。

 終演後、アンケート記入をお願いする唐沢さんの声が凄く通っていたのが印象深くのこっています。

 ただ、今日ゲストだったBACK DROP BOMBのスペルを思いっきり間違えてVJに出していましたが…。ただ本人曰く、「昨日、Dirty Pretty Thingsの曲で堂々とリバティーンズって出してたから」。あと、キャノンボール100sって出してたみたい…。

 アンコールはAre You Gonna Be My Girlからタコ踊り'06、そしてMINOLITY。う〜ん、最後にはありえないセレクト。

○まとめ

 本当にクラスヌ楽しめてよかった。やっぱクラブイベントですから、行くのかなり勇気がいった。そこを何とか理詰めして、かなり確信を持って行った。でも、そんなに構えなくてよかったな〜。普通に楽しめたし。完全にホームな空間だった。

 客がだいぶはけたところで、唐沢さんを出迎えるために、ひょこっとハヤシが出てきた。それに感激していた、唐沢さんの姿がね、かなり心に残りましたけど。

 なんか、ポリのメンバーとかタナソウとか普通にフロアにいたんだね。ステージに集中していたから、全然気づかなかったよ。もっとそういうところまで気が行くようにならないとな〜。

 これからも行くぞ〜!!来て来て!クラスヌ!

 あっ、最後に一緒に行ってくれた、まどりさん、ねこ屋さん、イシマルさん、ありがとうございました。ほんとうに楽しかったで。僕のせいでなんかつまらないことがあったらすみません。これは謝っておきます。特にねこ屋さん、初めて会いましたがありがとうございました。もっとポリ話をしたかったですが、いかんせんクタクタで頭回りませんでした〜。