Sons of Dynamica '05


Sons of Dynamica '05というイベントに行ってきました。
会場は、ドラムロゴス
出演は登場順に、folk enough , TUCKER , 54-71 , rei harakami ,POLYSICSでした。


僕は、特に迷わずに、Sons of Dynamicaに決めたんですが、
(先月、ポリのフミちゃんに「来月、必ず行きます!」って行ったから。)
この日、福岡っていうか、ロゴスのすぐ先のドラムBe-1では、
Syrup16gのライブがあって、しかも対バン相手があのアヒト率いる、
VOLA & THE ORIENTAL MACHINEって事だったんですよ。
これは、かなりの人が迷ったんではないでしょうか?
アヒトはソロになって、初めての凱旋ライブですからね(たしか…)。
っていうか、かなり迷ったあげく、アヒトの方に行かれた方が
多いんじゃないでしょうか?
だって、かなりスカスカでしたもん。ロゴスが。Be-1の方はかなり並んでいたのに。
まあ、軽いポリのファンは、先月も来ていたし、夏フェスでもいっぱい見たし、
今回はアヒトで、って人が多かったんじゃないかな?
でも、僕はこっちを選びますよ。フミちゃんと約束したから。勝手に。


1組目はfolk enough。
前回の去年にも出場していましたが、相変わらず変拍子でルーズでカッコイイ。
ただ、やっぱりボーカルの人がMCではヘタレなんですよね〜。
面白かったんですが。
あと、前回はちょっと後ろで見たんですが、今回前列で見てみて、
ベースの人の絶叫のしかたとかも、かなり、ちょっといっちゃっている感が、
良いっているのが分かりました。
あと、ドラムの女の方。ロングスカートで叩くのは反則です。
かなり、見ちゃいます。
あと、最後に“カトリーナ”と称した、ウサギの仮面をつけた人が出てきました。
そして、ステージ上でかなり暴れていました。
いや、カトリーナって今アメリカに来ているハリケーンと同じ名前やし。


2組目はTUCKER。
この方のことを全くもって知りませんでした。事前に調べてみて、
あのAFRAと同じレーベルであるってことしか、わかりませんでした。
ステージ上にセッティングされた、2つのターンテーブルとエレクトーンとベース。
いったい、これから何が始まるんだろう。確実にヒップホップなんだろうな…。
ヒップホップって始めて見るな〜。
そんなことがファーストインスピレーションでした。
そして、TUCKERさん登場。
ターンテーブルを回して、スクラッチして、効果音出したりして。
(この効果音だす機材なんて言うんやろう?詳しくないからわからん。)
初めて、生でスクラッチってのを見ました。
やっぱり、レコードをただ擦っている音なので、
異物音みたいでちょっとキツイってのが、初体験の感触でした。
耳から入って体中が痛いというかですかね。とにかく、ちょっとキツイ音。
ちょっと自分にはあわないかな…
そんなネガティブなことも思ってしまったんですが、
でも、だんだん見ているうちにだんだん面白くなってきまして。
なんでかっていうと、この人かなり変人度が高いってことが分かったからで。
突然叫びだしたり、エレクトーンの上で三点倒立するわ、
オイルを蒔いて火をつけるわ、そして、『テキーラ』最高でした。
面白かったです。ストリートパフォーマーみたいで。


3組目、54-71
54-71を最後に見たのは、2年前。このときはまだ4人編成でした。
なので、3人編成になってからは初めて見るライブでした。
むしろ、音源すら聞いたことなかったので、どんな音楽やるんだろうって、
感じでしたね。ライブ前は。
4人編成の時は4人とも背を向けて、それぞれステージの端で演奏する
っていう、独特の4人の配置だったんですが、
機材をセッティングすると、ドラム(必殺3点セット!!)とベース、
そして、キーボードがステージ中央に固まって配置されているじゃないですか!
これは、嵐の予感です。何かが起きるはず。
さらにボーカルのビンゴがある程度セットしてすぐ、そでに消えていきました。
やはり、何かがおきるぞ!
ステージにボボとリーダーが登場。しかし、ビンゴはいません。
すると、会場後ろから悲鳴が聞こえました。
後ろを振り向くと、自分の目を疑ってしまうほどの光景を見てしまったのです。
ビンゴが2階から、ぶら下がっているじゃないですか!!
しかも、パンツに編みタイツ姿!!!
そのぶら下がっている姿は、一言、
「きっもちわり〜!!きっも〜い!!」これにつきました。
そして、1階に落下して、ステージに走ってあがりました。
演奏スタート。3人編成になったけど、極太のビートは健在です。
そして、そのビートに乗って、ビンゴが踊る踊る。さらに、きもい。
去年の、DMBQを軽々と越えていきました。
そして、ビンゴはキーボードを弾きます。
ギターがいなくなったから、やっぱりキーボードだよな。
しかし、決して技術は無いです。曲にあわせてきも〜く弾いているだけ。
でも、54-71の世界観的にはかなり良い味を出していました。
とにかく、3人になったけど、相変わらず活動を続けていて、安心しました。
そして早く音源を届けてもらって、またライブを見たいと思います。


4組目はrei harakami
ステージ上には、机の上に置かれた、打ち込みの機材だけ。
正直これで盛り上がるのかな…って思いました。
そして、ビール片手にハラカミさん登場。
「どうも、ハラカミと言います。
 かなりアウェイかと思っていたんですが、そうでも無いらしく、
 同じようなことをやっているやつが、ここにもいる、ここにもいるってのを、
 発見できて、今日はかなり良い日でした。」
てな事を言っていました。この発言しびれましたね。
ぼくも、こういう音楽を聴いているやつ、やってるやつが、ここにもいるって、
わかってかなり良い日でした。
そして「では、はじめさせてもらいます。」で、1曲目から“joy”。
いいです。この曲本当に最高です。ほんとナチュラルにアゲていきます。
会場がクラブとかだったら、最高に盛り上がることができたんでしょうけど、
今日はライブハウスだったので、ちょっと盛り上がり切れなかったのは、
ありますけど。でも、とってもいい曲を聴くことができました。最高だった。
僕は、クラブに行けるような、高趣味な人間ではないので、
harakamiさんの音楽を生で見れるっていうことは、少ないと思うんですが、
今日、こういう機会を僕に与えてくれたって事は、かなりうれしかった。
最高の空間でした。また、見たいです。
クラブに行けるような人間になりたいよな〜。
ただ、ハラカミさん、ビール持ってきていたけど全然飲まなかったな〜。


最後・トリは我らがPOLYSICS
正直、harakamiさんがトリかと思っていましたけど。この人たちでした。
サマソニ、ロッキンインジャパンでも、トリでしたから、
やっぱりもうビックバンドなんですね。やはり、のりにのってます。このバンド。
ライブはハジメっから、超ハイテンション。
3曲目にBaby Biasで、もうメーター振りキレましたよ。
今日は、いろんな曲をやってくれたな〜。NEW WAVE JACKETとか、もう最高ですよ。
そして、最後のAT-ATでは、ピコピコハンマーを持ち出して、
それをハヤシが持ってかまえて、一言「王監督!!」。
ちょっと気になったんで言いますが、ハヤシさん、王監督は左打ちですから。
そのかまえでは右打ちになってます、ハヤシさん。
しかし、この時点で盛り上がりは最高潮。
ハヤシも、客席に飛び込んできて、ピコピコハンマーで叩く叩く!!
僕も最前列にいたので、バリバリ叩かれました!!
そして、客の誰かがハヤシを肩車して。もう最高でした。
ポリありがとう。
そして12月にはneuアルバムを引っさげて、ワンマンライブをするそうです。
また今度も行くゼイ!


ライブ終わったあと、物販のところ54-71のビンゴさんがいるじゃないですか!
ライブのときは、非常に変態な格好をしていましたけど、
このときは非常に端正な(?)格好をしていました。
それで僕はCDを買ったら握手とサインをしてくれました。
受け答えも、ちゃんとした日本語でやってくれましたよ。
やっぱこの人、変態だよな〜