4.30総決起集会 @博多埠頭ベイサイドプレイス
最初に言っておきます。メーデーのイベントではございません。
今日は総決起集会に行ってきました。福岡のインディー3レーベルによる合同企画イベントです。初めて参加します。
ただ、いろいろやっていたら、到着が5時(開始は12時)になってしまって、リミエキもANAもにせんねんもんだいも見ることができませんでした…。正直、行った意味あったのか?ちょっと疑問。
会場はベイサイドプレイスのビックエアーの裏。どんなところかわからんかったけど、行ってみてビックリ。イベントやるには最高のロケーション。ステージには段差がなくてちょっと見にくかったけど、後ろに芝生ありって休めるし、会場の周りは海ですんごく癒されるし、夕暮れ時なんか最高の雰囲気でしたね〜。すんごいとこあったな〜。これは使えますよ。
ただ対照的に、ベイサイドプレイスの方はちょっと見る影なし。店も完全に閉まっていて(唯一100円でたこ焼きやお好み焼きを売っている店だけあいていた)、とても暗いところになってしまっていました…。かつてはあんなに華やかだったのに…。都心の埠頭でちょっとしたスポットにでもできそうなのに、なんかもったいない。どうにかして、利用する方法を考えたほうがいいな〜。オリンピックはここをメーン会場にする計画らしけど、そうしたい気持ちもわかる気がする。ただ、こんなところでインディーイベントをやるってのが、腐ったものにウジがわく感覚で、非常にイイ感じなんですが…。
お客さんはインディーイベントらしい、完全に点でバラバラな種類の人達でしたね。超個性的なファッションの人もチラホラで。そして、ほとんどの人が酔っ払ってる。いいよな〜、俺は車できたけど。野外フェスはこうじゃなきゃな〜。はやくもフェスシーズン突入ですね。とにかくハッピーな会場の雰囲気。今度は仲間を引き連れて行きたいな〜。でも、そうそう来てくれるような人はいなさそうだけど。
来てみて、最初にできたのはイルメリ。直前に、にせんねんもんだいは終わっていた…。あ゛ー!!渋滞につかまらんやったら、見れとったのに〜。このイルメリって人は、サンプラーを使い、時にはドラムも叩きつつ、元々あるレゲエの曲に自分のラップをのっけてくスタイル。とってもハッピーでいい。やっぱフェスはこうじゃないとな〜。途中から二階堂和美さんや、突然ステージに挙げられた謎の人物ヤノさんも加わって、アクト。いいですよ〜、ユレルユレル。
次はガロリンズ。トイレやら水やら買いに行ったら終わっていた…。残念。最後一曲だけ見れた。うわ!噂には聞いていたけど、本当に下着姿でプレイしてらっしゃる。狂乱のステージ、またいつの日にか―。
次はカットマンブーチェ。ボーカルの人の声がいい。こてこての大阪の人のMCは、普通に聞くには全然気にならないんだけど、やっぱり自分とは違うモノを感じてしまう。ちょっと壁を感じてしまった。これもまたしかたなし。非常に心から熱いステージだった。
4組目にして最後になってしまった…。folkenough。なんやかんやで、1年に1回のペースで見てます。今年はなんかもう1回見そうな予感がする。相変わらず、変わっている。ふざけている。歪んでいる。カッコいい。あいかわらず、ボーカルの人は何言っているのかわからない。なかなか簡単にノラしてくれないんですよね〜。ZAZEN以上に。そこのズトズト感が良くて、ときどき自分のリズムとズバッとあうときがあるから、やめられない。あんまり期待してなかったけど、最終的にはもってかれた。
最後にnontroppoのボギーさん、folkenoughの井上さん、ガロリンズの藤井さんが出てきてカーテンコール。感動的だ。最後に最後に、3本締めと言っておきながら万歳をし始めたボギーさんに度肝を抜かれた。
今日なんで遅れたかというと、ちょっと一人で行く勇気がちょっとなかったからだったんだ。でも来てみて本当に良かった。来年は全部見たい。絶対見たい。頭から見たい。いやもっと前から見たい。
あと酔っ払うのが必要だ。今日は車で来てしまった。20時には終わるから、全然帰れる。来年こそは酔う。
帰りに500円募金していった。こんな充実した内容ならお金とっていいのに〜と思う。こういう人たちにお金が還元されるシステムが欲しいとつくづく思う。
このイベント全国的にも注目され始めている。最近地方のコミュニティーで独自に作るフェスが注目が熱い傾向にある。これは完全におなじみになってきた大型フェスへの“対抗”とまでは言わないけど、“自分達でも素敵なのが作れる”ってのをあらわしているのだと思う。こういう精神、非常に重要だと思う。このフェスは福岡に住んでいるものにとって非常に大事なものだ。(アイデンティティとかの話にもなる。)だから大事にしていきたいと思う。
最後に一言『リミエキ見たかった〜!!!!!!』
