RADWIMPSが素晴らしい。


 今日はRADWIMPSが素晴らしいってことについて書こうと思います。

 RADWIMPSが良いです。RW3〜無人島に持って行き忘れた一枚を聞きました。非常に聞きやすいフルアルバムになっています。175やアクアタイムズなんかは聞いてられない。エルレは嫌いじゃないけど、ちょっと音楽的に面白みが足りない、軽い。そんな人にお勧めです。

 彼らの何がいうかというと、非常にポップミュージックというものを良く知っている。ポップミュージックというのはこうであるってことを良く理解して、音作りに生かすことができると思います。センスがある。まだ若いのに頭良いな〜。これらが良く現れているのが“セプテンバーさん”と“最後の歌”。特に“セプテンバーさんは”いいですね〜。“セプテンバー”と題打った曲は過去に何曲も名曲があったけど、ここに新たなセプテンバー伝説が生まれています。

 ギターの音が良いです。場面場面によって変幻自在に変えることができるプレイスタイル。そして、アルバム随所に出てくる、印象的なフレーズ。非常にもっていかれます。

 ボーカルの人の声の遊び心もいいですね〜。1MCってのがいいよね。コーラスじゃなかったら、やっぱりMCは一人で十分です。バンドの一人にスキルがあればそれだけでいいです。何人もいりません。歌詞も印象的ですね。非常に直接的だというか、衝動がそのまま言葉に乗っている感じがして、好印象です。遊び心もよし。

 特にお勧め曲は“25コ目の染色体”“揶揄”の流れ。“25コ目の染色体”は最高のラブソング。『I will die for you』これ以上無い、決意表明。ラスのサビの前のギターがいいですよね〜。そして、ラブソングの後にくる“揶揄”。『この世界のことなら、大体わかったから連れてってよ。来世ってところに僕を早く、引っ張っていってよ〜』前の曲と言いよることが全然違う。イントロから何かFISHMANSっぽいのはいいんだけど、この曲全体的には椎名林檎を感じることができる。なんか共通なものを感じるよね。

 他には“最大公約数”かな〜。とにかくわかりやすく作ってあるから、全曲聞くことができるよ。

 こいつらは、明らかにミクスチャー時代を生き抜いてきた奴ら。そんな時代のセンスやスタイルを、もっと音楽の幅を広げて広げて、まだ時代にいい作品を返してきた。まだ若い。これからもどんどん作品を生み出していってくれ。

RADWIMPS3~無人島に持っていき忘れた一枚~

RADWIMPS3~無人島に持っていき忘れた一枚~