小久保が素敵過ぎる件について


 久しぶりの野球ネタです。本当に久しぶり。最近野球見ている暇なんてない。ホークスの中継ぎ事情もかなり気になるんだけどね。

 今日はホークスの話題ではありません。久しぶりだけど。偶然にも夕食をとりながら見た巨人-西武戦のことです。

 このカード、毎年見るのが好きになりそうです。見ごたえのある試合が毎試合組まれるから。どちらも強豪として長年歴史を積み上げてきたチーム。だから、両方のチームのプライドがぶつかりあう。そんな素敵な試合に毎試合なる。来年も楽しみだ。

 9時ぐらいから見始めました。

 7回表1アウト、巨人の攻撃。6対4で西武リード。西武ピッチャーは左のワンポイントの星野。バッターのイ・スンヨプが四球を選ぶ。次の打者は代打の矢野、右バッターで次の打者は小久保。ここで西武ピッチャー交代、石井貴に。

 解説の西村(龍次)が一言放つ「交代が早すぎませんか?」。そんな解説いらない。全国放送で視点が鋭すぎる。確かに、西村の言うことは当たっている。西武の残る中継ぎは9回を投げるはずの小野寺と宮越と東と帆足。帆足はないし、宮越と東は競ったゲームでは使えるような人ではない。なので、石井貴に7回と8回の2イニングを完全に任せないといけない。だから、確かに早いのだ。でも視点が鋭すぎるから、全国放送向きではない。このことでフォローもなかったし。西村の出すぎた発言。でも西村のそんなとこ嫌いじゃないな〜。

 巨人にとっては追いつく絶好のチャンス。バッターは今期ラッキーボーイ的な存在の矢野。しかし矢野は倒れる。この回はダメか…。そう思った矢先、小久保が華麗に同点ホームランをレフトスタンドに叩き込んだ。これ以上無いホームラン。キレイな弾道のホームラン。4点差あった試合を振り出しにもどした。素敵過ぎる小久保。

 いつも重要な局面でホームランを叩き込んでくれていたのが小久保だった。あのホームランを叩き込む姿、毎度毎度脳裏に焼きつく。プロ野球のバッターとして、あんたは完璧なプレーヤーだよ。ここが松中と一味違う点である。

 小久保という選手は超有名選手ではない。非常にもったいないことだと思う。小久保は間違いなく、超一流プレーヤーである。ここまで4番に適任な選手はなかなかいない。事実、10年以上4番を打っている選手は小久保と金本以外日本人ではいないのだ。

 小久保、4番で野球したくないですか?ホークスの小久保がまた見たいです。

 それにしても西武は強い。同点にされた直後に追いつく。点の取り方がまた巧妙であった。赤田がノーアウトに四球で出る。中島は送りバント失敗。(ここでの小久保のバント処理はやや安易であった気がした。落としても良かったと思う。)カブレラが、レフト前ヒット。カブレラは本当にボールに食らいついていた。ここで2-3からのヒットだったので、ランナーがスタートをきっていて、しかもカブレラ対策で外野の守りがとても深かったので、1・3塁に。そして、和田が執念でレフト前に持っていく。さらに江藤が出てきたのは怖かった。(江藤はダブルプレーだったが。)

 カブレラが好調だ。相変わらず和田は怖い。西武が絶好調巨人相手に3連勝。

 交流戦で西武が勢いつかないことを祈るばかりだ。