Nスペ 東京カワイイ★ウォーズ ファッション編


 Nスペ(NHKスペシャル)の画期的特集の「東京カワイイ★ウォーズ ファッション編」を見ました。スポットでもバンバン、エビちゃんを出して、これは見なっきゃないって感じだ。

 この特集の軸となる舞台は今年の東京ガールズコレクションの模様。このコレクションで紹介されるのはリアルクローズというもの。ようは、普段着。日常的に着ることが出来るような服をコレクションでバンバンだしているのだ。ここんところのCamCamの快進撃はすごいものがある。それを支えているアイコンを「リアルクローズ」という言葉で表して、この特集は進められている。

 制作陣は多分英語でしゃべらナイトを作っている人たちだろうな〜。ナレーターがジョン・カビラだし。こういう面白いのを作れるのは多分、しゃべらナイトの人たちじゃないとできないようなきがする。あと、決め手としては、番組の最後のカットの東京の夜の空撮が、しゃべらナイトのエンディングと全く同じだったこと。

 コレクションの画で一番最初に流れてきた曲は木村カエラのCircle。う〜ん、これは皮肉なのか?まぁいいか。

 まず出てきたのはエビちゃん。やっぱりこの人やね。エビちゃんをついて、一言二言。いや〜、結構広い肩幅からウエストにかけての後姿が最強すぎる。この人は本当にキメを作ることにものすごく固執しているように思う。キメを作った時の輝きっていうのはものすごいスター性を発揮する。そういえば、一昔前に優エビもえでめちゃいけに出たときに、あまりのキメのえげつなさ(←これ誉めてます!)にモデルって残酷(←これも誉めてます!)やな〜ってインパクトに残ったことが思い出しました。あと、カワイイっていう絶対的な自分の感性にビッタリあるものだったら、何が何でもとりいれていく。そういう貪欲さとかも凄いと思います。カワイイって思うことをドンドン吸収してキメをさらに研いでいく。言うならば、『カワイイ怪獣』。まあそんなカワイイキメが魅力なんだと思いますよ、世の中の女子達には、雑誌を見ていて。なのでちょっとドラマとか映像になったときに、無理な面があるっていうのがちょっと今のところの欠点かな〜っていう風にもとれるんですけどね。

 一方もえちゃん。人が呼ぶには『美(ビューティー)のスペシャリスト』。もえちゃんはエビちゃんとは違って、豊富な知識と経験を用いて、理論的にカワイイを詰めていく、っていう印象を受けました。

 リアルクローズを展開するために現場は壮絶だ。リアルクローズっていうのは、見てて安いっていうのがわかった。僕のよりも全然安い価格で出回っていることが衝撃だった。流行の先を行くのは壮絶だ。

 モードとの比較。コシノヒロコを持ってきて、リアルクローズへのファッションへの価値観について疑問を語っていた。しかし東京コレクションにおいて若手デザイナーが台頭せずに、勢いが衰えていくところで、リアルクローズの価値観を取り入れないといけないという感覚をとりいれなければならない現実があるってこと。

 アルバローザの再挑戦。社長が若いマーチャンダイザーにだまされているようみ見えてしまった。

 携帯電話による展開。やっぱり若い女の子たちに一番身近な手段が携帯電話なんだな〜。すごいな、携帯って。

 一瞬一瞬の人物描写がところどころに散りばめられていて、見ててすごく面白かった。

 番組終わって次のスポットで川平慈英がでてきた。うそっ!すげえギャグやん。