Ten Easy Steps
オーディナリーボーイズの新譜がすこぶる良いんですよ。
「男前になるための10ヶ条」って題打ってあるように、今回は男前な曲たちが詰まっています。前作までの青臭さは全くなくなっています。ジャケットも男前です。
それにしても良い。音楽的な路線はそんなに変更無く、たぶん2トーン・スカとか言うジャンルになるんでしょうね。土臭さはまだまだあります。何と言うか、ハードファイの影響と言いますか、ハードファイからの流れっていうのが確実に受け続けられている感じがします。そういう意味ではクラクションズもその流れに入っていると思います。
それと、どう考えてもPOLYSICSの影響がある。リスペクトするアーティストにポリの名前を挙げてしまう彼ら。このアルバムは大まかに2つセクションに分かれているんですが、その後半部分はポリばりのピコピコ音が全開。特に、2つのセクションを繋げるインタールードの曲ね。すげぇ、ポリのやってきたことがこんなところで芽を吹き出した。
昨日あたり東京でライブアクトがあったみたいですね。ポリのblogでオーディナリーのメンツ達が登場しています。ハヤシ曰く「エンターテイメント性が増えていた」とのこと。
1・2枚目の頃とは違って青臭さが突然スッと抜けてしまった、オーディナリーボーイズ。確実にスターになってきています。個人的に1・2枚目ってちょっとインパクト不足に思えたんだよね。あんまり耳に残らないって言うか。そこで出てきたバリバリ聞きやすいアルバム。この変化に抵抗があるファンも多いと思います。あいつら変わってしまったんじゃないかと。でも、それにしてもこのアルバムは聞きやすい。今年ラストのヘビーローテーションになっています。
洋楽を普段聴きなれていない人にもオススメ!!エンターテイメントアルバムになってるからいいですよ!
↑↑↑「LONELY AT THE TOP/the Ordinary Boys」↑↑↑
↑↑↑「Nine2Five/the Ordinary Boys」↑↑↑
テン・イージー・ステップス~欲しいものを手に入れるための10ヶ条(初回限定盤)
- アーティスト: ジ・オーディナリー・ボーイズ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: CD
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