Naked Songs


 連日の今日のレンタル。

 松浦亜弥の新しいアルバム。これは解説しなきゃ。気合を入れて。

 あややが転機の真っ最中である。まあもう外見見ただけで、"迷い"っていうのがあからさまに出ているんですが。バカみたいに大人っぽくなっている。わかりやすく言うならば、もうYeah!めっちゃホリディ!とかできないということ。あまりにも確立されすぎたキャラクターで次の一歩をどう踏み出していくかっていうので迷っている。外見もそう、演技に関してもそう、バライティで出てもそう。

 で、音楽の面では一歩飛び出ました。それで今回取り入れられた概念が、「一発録り」。いわゆる、スタジオライブアルバムを作りました。この「一発録り」っていうのはどういうものなのかと言うと、通常レコーディングにおいては、例えばギター、ベース、ドラム、ボーカルって、それぞれ別々に録音をするんですね。まあそのほうが、音が良いから。でも、それをあえて同じスタジオに入って全部の楽器とボーカルとを同時に音をせぇ〜の!でバツンと出して、それを録る方法が「一発録り」です。一般的には、一発録りだと音は悪くなるし、誰かが間違えても修正できないし、と欠点となるようなものが多いですが、バンドとしてのグルーブやライブ感が出るという風な点では良いとされています。ライブバンドと言われるバンドでこの録音方法が使われます。ナンバーガールもそうだし、バター犬、クラムボンもそうだし、54-71とかもだね。

 あややが一発録りです。本来一発録りをしなくてもいいあややが一発録りです。なんでこの方法をとったのかは、わかりません。とりあえずシンガーとして自然な形をとるってことなんでしょうか?まあ一発録りってことで重要なことはボーカリストとしての実力が試されるってことです。その点どうなのよ!?ってこと。ヘタだったら、ただの自己満アルバムになっちゃうからね。

 選曲は、主にカバーとセルフカバー。特に1stアルバムからの選曲が多い気がします。"オシャレ"がくるのが嬉しいね。名曲!!

 実際ちょっと聞いてみました。全体的にできはまあまあです。曲の歌いなれている感がちょっと気にきわないですが。もうちょっと聞かないといけないな〜。


 他に借りたのは、年間BESTを作る上でやっぱりCoccoは今年はずせないでしょう!ってことでCoccoのアルバムを借りました。

 あと、コーネリアスのポイント。名盤といわれています。From Nakameguro to Everywhere。(←とりあえず言いたいだけ)

Naked Songs (通常盤)

Naked Songs (通常盤)

ザンサイアン

ザンサイアン

point

point