ポップとの遭遇


 今日のレンタル。

 ビークルのメジャー2ndアルバム。評判がめちゃめちゃいい。それだけに尽きる。前作からこの一曲ていうシングル曲は僕の中ではなかったんだけど。ポップとの遭遇!!いいね!!

 そしてバックホーンのアルバムを借りてみマシータ。バックホーンね、高校時代にめっちゃ好きだったんだけど、やっぱりこういうの聞いているの痛いっ!って思っちゃったし、ナンバーガールが僕の中ではバックホーンを超えちゃったから(歌詞とりも演奏力でナンバーガールの方に軍配が上がった)。それ以来聞いていないんですが、今度のアルバムタイトルにバンド名をつけてしまって。それは非常に良いことで、僕的にはかなりうれしくて。なんやろう、やっとアイデンティティが固まったかな〜ってことなんやろうか。これがワシらじゃっていうのがやっと固まったかな〜っていうのにうれしくて。で、バンドの状態がめっちゃいいみたいじゃん。だからそれだけでうれしい。

 思えば高校時代聞いていたのって、周りの人がまったく聞いてなくて、だから「俺こんなん聞いてて、本当にセンスいいんやろうか?」っかなり自信がなかったんだけど、ここにきてもまだまだ現役バリバリのバンドがいて、しかもそれぞれがスキルアップを確実にしていて、今の状態が本当にうれしいんよ。世界を股にかけるポリシックス、独自の路線でファンを増やしつづけるクラムボン、もはや大スターになった永積君率いていたバタードック、メジャーの世界から蹴落とされながらも地道な活動で下北を制し始めたブージーラクション、鋭い視線を保ちつつも自分たちのスタイルをもってファンにものすごいエネルギーを与えるようになったバックホーン、解散しちゃったけどシンガーとして土岐麻子が多岐に活動しているシンバルズ。ほんとうは何をしているかわからない人たちもいっぱいいるんだけど、これらの人たちがど真ん中で好きだったので、あの時代の自分が悪くなかったよな〜ってつくづく思う。あの時代にもっと気の合う音楽トモダチがいたならばどんなけ明るい高校生だったかというのが悔やまれるな。

 さいごにきて鈴木亜美。ギャグじゃね〜っす。まじっす。何がマジかって、コラボしている人たちが半端なく豪華。しかも色々なジャンルから面白いセレクト。すげえ期待します。いまいちセールスポイントがなくなった鈴木亜美。アミーゴの生まれ持ったスター性をもってしてもセールスポイントがなくなってしまった。だから素材を活かす方法以外の方法をとらざるをえなくなった。そこで目をつけたのが徹底的なコラボ作品。外部から遺伝子を入れるという、木村カエラと全く同じ手法をとって繰り出された。その結果はいかに。カジヒデキキリンジバッファロードーターとロックの人にも聞きやすい人を投入してますよ。

THE BACK HORN

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