OSCA


 東京事変4枚目のシングル"OSCA"買いました。東京事変3rdアルバムへ向けての1stシングルです。

 初聞きの感想は、エッです。あれ、東京事変ってこんな感じだったっけ?って思いました。その原因は、林檎ちゃんが歌っている"だけ"ってことにありました。歌詞カードの曲ごとの作詞が誰とか作曲が誰とか書いてあるの、見難い。理解するのに3分ぐらいかかった。

 1曲ずつレビュー感想を。

 1曲目、OSCA。浮雲作(作詞&作曲)です。まあビックリするくらいクレージーな曲で。この曲についてはもう文句はないっす。いいんじゃない、こんな曲。すごい期待するし、やっぱり。何よりも日本のロックを超えちゃっている感じをあまりにもサラッと出しちゃっているところとか。

 2曲目、ピノキオ。伊澤作(作詞&作曲)です。クレージーなオスカに比べて、スローなピノキオ。すごく林檎ちゃんが歌詞を歌っている。なかなかこんな普通に歌う林檎ちゃんも珍しい。

 3曲目、鞄の中身。伊澤作(作曲。作詞は林檎)です。良い感じのロックポップスナンバーです。いろいろと遊びも聞いていて、好きな曲であります。

 今回のシングル、内容としては期待を満たさずって感じ。う〜ん。3曲ともキレキレを期待しただけに残念。

 ただ、言えることは、東京事変が林檎体制を脱却したってこと。それを見せ付ける作品にはなったかな〜とは思います。林檎体制を脱却させたことによって、曲のクオリティー自体は落ちているけど、たとえばオスカのような曲もできるようになったよ〜ってアピールすることになったし、それにピノキオのような曲もできるよ〜って宣言になったように思えます。

 たぶん3rdアルバムは多分要素が多すぎる非常に荒いアルバムになることが予想されます。荒い内容だからこそ、世界に出すべきだと思うんだよな〜、って思うここ最近。


 書くのに1週間かけてしまいました。すみませんでした。

OSCA

OSCA