キラーチューン PV初見レビュー


 PVの初見レビューって書いてるけど、曲じたいも初聞き。僕での解禁は最近はYouTubeを使ったものが多いです。だめだよな〜。もっとラジオを聴かないと。

 で、キラーチューンです。


 やばい。やばい。今年最高の曲候補だよ!これ!確実に。今年のBESTはいまんところ"Heart of Hearts"なんだけど、これこえちゃうよ。

 こんな事変を待っていた。これでこそ東京事変。事が変ると書いて事変。文字通り、事が変る曲だとおもいますよこれは。

 どんなヒットチャートを駆け抜けている曲よりも曲としてきっちりしているし、どんなアンダーグラウンドな曲たちよりも高揚感がバッチリある。日本にいたら、それは敵がいないんじゃないの?ってそんな曲です。

 演奏がまずキッチリしすぎている。バック陣が本当に強力。ピアノがまずあって〜、それに対をなすベースが非常に太い、さらに細切れにガツガツ入ってくるドラム、そしてバッチリアゲたいときにこれまでか!ってぐらいにアゲてくるギター。うわ〜、これほどグッとくる曲は無いんじゃないの?さらに、そこに乗っかってくるとてもノビのある林檎ちゃんのボーカル。今までここまでノビがある曲は、ちょっとはあったかもしれないけど、こうやって派手に世の中に出すのでは初めてだと思うくらい、珍しく、歌い上げている林檎ちゃんが。歌い上げて、本当に完成しています。

 まさにキラーチューン、恐るべし。

 でもさ、この曲をアルバムの1ヶ月前に発売しちゃうのは本当にもったいないよね〜。もっと世の中に行き届くようにプロモーションすればいいのに、だってさ、世の中の人って今は、ひたすらダウンロードしちゃってさ、それをただただ何も感じずに時間を埋めるためだけに流し続けている。話題性だけでさ、曲を判断しちゃってる。もっとね、ちゃんと聞けよお前ら。たぶんこういう人たちには絶対にほっとかれちゃうぜ、このままだと。熱プロモーション、希望。

 以上、初見レビューでした。<追記>

 あっ、PVを見てんだから映像の方を感想を。オスカのアー写のメイクとは一転。すごくさわやかになった林檎ちゃん。すごくいいです。オスカのアー写も個人的には好きだったんだけど、こっちもすごく素敵です。ヒールだよ、ヒール。