編集後記・Perfumeフォロアー


 いや〜、本当に皆様ありがとうございました。1日のページビューが2000HITを超え(過去最高PVの4倍の値です)、ブックマークが今日になって100件を超えました。はてダのトップページにもリンクされ、ホットエントリーとして上位にランクインされました。本当に嬉しいです。こんな自分が、此処まで人に読まれるような記事を書き上げるとは思ってもみなかったので、すごくビックリしています。

 今回は編集後記として思い出話や、たくさんあったリアクションに答えるようなことができたらいいな〜って思います。つらつら書いてきます。

 今回のエントリーで一番力を入れたのは、“誰を選ぶか”ということでした。別にアーティスト側に許可を取るとか、そういう苦労は全く無いわけですから、すごく自由にやらしてもらったんですけど。とにかくダサいものにしたくないって言うのが、最低限で重要な課題でした。ポッと出て、すぐに消えてしまいそうなものは、できるだけ出したくなかった。意思とかカラーがはっきりしている人たちを選びました。考えられる、おもしろいであろう最高の10組をあげれたと思います。順番も、これが一番しっくりくるんじゃないかと。スイバケ・バニラビを1番2番に置く事がベストで、その3・4・5のクリーンナップを打つのがデートピア元気ロケッツでしょ。で、一番のアンチテーゼとなる存在がCutie Paiでしょ。

 その結果として、全部のアーティストの曲が偶然にもいい曲が残って(偶然か必然かは、それはまた別の話)、良曲10曲を鉄壁な感じで載せることができました。良曲が揃った面で、非常にいいまとめになって、すごくしまったエントリーになったんじゃないかと思います。

 うーん、ちょっと序論が弱いな〜。自分のどう思うって部分が、全然分析できていない。もうよっぽどid:LSTDさんのコメント欄で書いてあることの方が、捕らえられいることを言ってもらえています。ちょっと今度は、ちゃんと年齢の上の人とかに、ちゃんと添削を依頼したほうが良いかも。まだまだシッカリとした明確な自分の意思が必要です。

 ブクマでのコメントについてリアクションをしていこうと思います。

 「いいねえ」「面白かった」「こういうのを待っていた!」って言われると、素直に本当に嬉しいです。ありがとうございます。

 一番引っ掛りがあったのが、題名にした「フォロアー」という単語ですね〜。これには僕も迷いがありました。結構“括り”っていうのをある程度無視して、僕は書きました(いい意味で!)。なぜかというと、あんまり音楽の幅を狭めて欲しくないから。いいじゃん、どんなところで共振があっても。そんな電気製品の特性じゃないんだからさ。

 とりあえず最低限の“括り”として、広義のダンスミュージックであるというところに、自分は設定しました。だから、バニラビのスウェディッシュポップでも、セクシーシンセサイザーチップチューンでも、何でもいいじゃん、踊れれば。何にででもOdorouZE!あと、“テクノポップ”という、あまりこのシーンを捕らえ切れているとは言えないと感じてしまう、古臭い単語へのアンチテーゼでもあります。何か新しいタームが欲しい!、このシーンに。それと“フォロアー”というのは、セールスとか人気という面で、Perfumeが先を行っていて、そのあとに続くものとして、設定しました。ニルギリスには今以上に人気とかチャート上位に食い込んでもらいたいという思いを込めて、フォロアーとして位置づけさせてもらいました、今回は。(あと、ニルはバンドを立て直している段階だからね)

 あと、僕が文中に単語を上げていないのに、AYUSE KOZUEの名前がコメ欄に何個か上がっていたのには、嬉しかったな〜。最近、鮎瀬、人気上がっているよね〜、嬉しい限りです。特に音楽が好きな人たちに人気があるような気がして。mixiで音楽好きそうな人(全然クラブミュージックとか好きそうじゃない人)が、鮎瀬のコミュとか入っていて、ビックリの限りで本当に嬉しい!。でもね〜、このシーンと鮎瀬は、一味違うと、僕は言いたいんです。もっと別の文脈で語りたい。で、そういったところを次の特集で書きたいと狙っています。

 ははは。どーなるでしょう。もうプレッシャーだな〜、次は。このエントリーを超えることが、前提として考えないといけないのは。たぶん、そんなプレッシャー無視して、自分が好きなの書くと思う。

 最後になんだけど、「みんなCD買ってね〜」っていう風に書いたんだけど、誰も買ってくれね〜。僕、頑張ったんで、できたら僕に何か還元してくださ〜い。ははは、寂しいでーす。みんなCD買わないと、チャートで変動もないし。目に見える形でじゃないと、世の中が動かないから。ブームとかシーンとか作れないから。ただしょぼいだけですから。みんなポリリズムが7位に入ったときは、本当に嬉しかったでしょ?そういうこと。

 そんなこと思ったんだけど、その後に最大の矛盾に気付いたんよねー。俺、一枚もこの人達のCD持ってないって!あはははは〜。笑えね〜。それに気付いたとき、血の気が引きました、自分の中で。俺ってつくづくYouTube世代だよな〜って、ヒシヒシと感じました。社会人になったら、ちゃんと買おう(たぶんそれじゃ、遅い)。