最近注目してる新譜 J-POP編


 先月・今月の注目の新譜をとにかく上げていきます。とりあえずJ-POPの範疇だけね。長い間休んでいたから、すごく充電できましたよ。放出に入ります。まあ突拍子も無い分野に飛んでるかもしれないけど、それはちょっと一つ、一度は聞いてあげてね。

MiChi「Promise」

PROMiSE

PROMiSE

 うん、ちゃんと実力派が出てきたなって感じ。ボーカリストとしてのポテンシャルがとにかく高く、流行を察知する能力も高そう。良い感じに遊んでそうな感じもするし。もしマネーの虎だったら、すぐに金を出してもらえそうなタイプ。残念ながら、AYUSE KOZUEは負けたな*1

 パフュームフォロアー第二弾(このブログの過去ログ参考)を作るんだったら、確実に彼女をトップバッターにするな。とにかくこういうメンツを待っていましたよ。出どこはあんまり知らないけど。とにかく優良アーティストであることは、間違いない。
 

MiChi「Fuck You And Your Money」

MiChi MadNesS

MiChi MadNesS

 MiChiはこっちの曲もいいよね。ちょっと前にあった曲だろうね。早く知っていれば、確実に自分の中でクラブアンセムになっていたと思うのに。ちょっと悔しいです。メジャーで出して無いからなのか、ちょっと鋭角で激しくってこっちの方が好きかな・・・?
 

HALCALI「LONG KISS GOOD BYE」

Long Kiss Good Bye

Long Kiss Good Bye

 「ハルカリはルックスが残念よね〜」って言われたので激怒した、最近の僕です。ハルカリ、とにかく最高じゃないか!!

 この曲もとにかく最高です。いや〜、彼女らはまだいくつなの?まだ二十歳なったばっかじゃないの?知らんけど。2人の掛け合いが素晴らしいのは、もはや百戦錬磨で言わずもがなって感じなんですけど。詩がね「目黒川沿い」、本当に持って行きましたよこのフレーズ。たまらない。

 ハルカリチームは今は誰が音楽作ってるのかな?リップを抜けてから、すごくいい感じにノビノビしてるから、また彼女らは輝きを取り戻したように見えます。
 

the telephones「LOVE & DISCO」

Love&DISCO E.P.

Love&DISCO E.P.

 テレフォンズ、老舗レーベル・代沢レコードよりの初めてのリリースとなりました。6曲入りEPですね。

 他の曲も試行錯誤の曲もあったりするけど、最後の曲はよかったりする。それで、タイトル曲の“ラブ&ディスコ”は、結構最高じゃない?最初聞いたときは、うわーやっちゃったよ〜って感じたりもしたけれども、やっぱり彼らなりのハイテンションと単純にディスコを賛歌するっているメンタリティーを掛け合わせると、やっぱり最高になっちゃうっていうのが、このバンドやっぱり成功だよな〜って感じてしまう所以なのかもしれません。頑張れ!テレフォンズ。僕はお前らのことが、本当に大好きだよ。
 

ASIAN KUNG-FU GENERATION「藤沢ルーザー」

サーフ ブンガク カマクラ

サーフ ブンガク カマクラ

 アジカン、吹っ切れましたね。そんな感じがするMV。

 ゴッチが自分自身のキャラクターを再び取り戻して、凄くポップに面白おかしくMVが撮っている作品が出来上がっていて。やっぱりアジカンはこうじゃなくっちゃって思ってしまいます。

 それとMVだけじゃなくって、サウンドも3rdアルバムのファンクラブ期での血のにじむような苦しみを上手く乗り越えて、昔の感じに戻ってくることに成功している感じがします。ちょっと前までのバンドは、この4thアルバム5thアルバムを乗り越えるのに、脱落してしまうっていうのが、すごく多かったんだけれども、彼らはこれを乗り越えたでしょう。5thはまだ聞いていないけど、もうこれは完全に次に期待ができる。本当に幸せなアルバムになってるんじゃないかと思う。まあ喜ぶのは次を作りきってからの話だけれどもね。
 

カラーボトル青い花

青い花

青い花

 彼らはいいね〜。多様なクールなセンスの持ち主が多い、仙台のシーンから飛び出したこのバンド、カラーボトルは要注目だ。

 ボーカルリストの、まあ一見ナルシスト風のニュアンスは気になるところやけど、彼のボーカルは、なんというか若さが無くて素晴らしく渋いボーカルが素晴らしいです。もうさ、ハイテンションだけで叫びまくるボーカルの時代は終わりつつあると思うよ。彼らがスタンダードになるような時代になればいいな。ごめん、ボーカルの話、ファンクな要素があっていいよね。聞いていて、すごく心をつかまれます。それを生かすように、バックのサウンドも派手じゃなくってシッカリ働いているような気がします。なんか田島貴夫っぽい要素も感じてしまいました。懐かしい、この感じ。

 彼らはすごく良いとと思うよ。周りには、たぶん仲間となるような人たちはいないような気がするけど。でも、ちょっと評価されてもいいんじゃない?
 

倉木麻衣「24 Xmas Time」

24 Xmas time(初回限定盤)(DVD付)

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 最後は爆弾でーす。

 Mai.K is BACK!!!!!!そう宣言して良いだけの曲を作り上げたね。他を全然知らないけど、今年のクリスマスソングでは一番じゃないの?これ。これを超えるのは、相当の至難よ。

 何がいい?って言われると、ちょっと戸惑っちゃうんだけど、まず楽曲が良いし(遊びが入って、すごく良い感じ!)、ボーカルが昔の良い時・輝いていた時と同じ感じがするし。あと、GIZAっぽさが消えて、あのリスナーに媚びてる感じが消えたのが、何よりいいよね。

 いいよ〜、マジで。R&Bの復権も近いか!?あぁぁ〜ん!?

 それにしても、いつまでたってもMai.Kは髪型がダサいよね。なんかいっつも違和感を感じるんだよな〜。思い切ってショートのウィッグとか被ればいいのに。
 

*1:彼女は真面目すぎると思う。