LOVE MATHEMATICS


 1月や2月中に手に入れている音源の一部を紹介していきます。これからもちょくちょく小出しにしていきます。

 正直なところを言いますと、卒業前の金欠が激しくって欲しいCDも全然手に入れていません。あ〜、いとしの土岐さんのTOUCHが...手に入りません。


 で、今回は、Base Ball BearのLOVE MATHEMATICSを借りたので、ついて取り上げます。去年は結局シングルは1枚だけで、今年の一発目のシングルがこのLOVE MATHEMATICSでした。セールス的には見事な成功と言っていいんでしょうか?オリコンウィークリーで過去最高の5位を獲得。ただ指数が伸びている!って感じではありません。

 タイトル曲は、こいちゃんが、一番やりやすいんだろうな〜っていう曲の感じですよね。理数系のこいちゃんが、リアルに思春期的な恋愛を例えるのは、この表現が一番意気込みが乗りやすいはず。ザ・小出祐介ワールドですね。

 演奏もわかりやすい変形型ポップソング。歌詞が捻くれ。ちょいと頭のキレる・少しのインテリジェンスをキラリとさせる男・小出祐介の、そんな分かりやすい雛形なんだけど。僕はもうそんなこいちゃんは、もうどーでもいいかな...。若い子達はもっと、こういう曲を聴きたいのかもしれないけど。

 その点、カップリングは好き。小出祐介の色気が完成しつつある歌声による、伸びやかなボーカリストとしての表現が、いまつぼみから花を咲かせようとしているから。しかも、史織ちゃんのコーラスが入ることによって、このバンドのオリジナルなサウンドになるから。このバンドの魅力が詰まってるのは、むしろカップリングだと思います。3曲目には、大胆にオーケストラをのっせて、すごく大げさな曲になっています。ただ、この調子でも全然このバンドOKよね。もっといろんなことにチャレンジして、自分達の実力を着実につけてもらいたいね。


 総評としては、派手なシングルではない。正直、話題性ではもやはサカナクションに負けているかもしれないが、でもそんな事は気にしなくて良いよ。彼らはもっと大きくなるために、きれいなカタチでもがいています。さーどんな3rdアルバムが制作されるでしょうか・・・。今後からも目が話せない。また気合が入ったアルバム頼むよ!

LOVE MATHEMATICS

LOVE MATHEMATICS

Base Ball Bear「LOVE MATHEMATICS」