両被告 死刑


今日は北九州で起きた監禁連続殺人事件の判決の傍聴をしに、地裁の小倉支部に行きました。しかし、約20倍の傍聴席抽選に外れて、残念ながら、見ることはできませんでした。

判決は、6つの事件でにおいて殺人罪が有罪になり、1つの事件で傷害致死となって、両被告とも死刑となりました。緒方被告の方はこれからどうなるかわかりませんけど、松永被告の方は今日中に控訴したそうです。

合計7人の人が殺された殺人事件。しかもその方法は、他に類を見ないくらい巧妙で残虐、完全に人間のやることを超えた凶悪なもの。なので、この判決は妥当だといえるでしょう。

ほんの身近で起きた、犯罪史上まれにみる凶悪な事件で、関心はかなりあります。こんなワイドショーでありそうな事件が身近であったと思うと、本当に怖いです。

今回の事件を見ていて、僕が感じたことは、この2人があの犯罪者特有のオーラみたいなものが、事件の凶悪さに比べると、あまりないこと。緒方なんてなんか普通のどこにでもいそうな女性のようにみえるしね。松永の方はちょっと、頭がきれてちょっと反社会性みたいなのがありそうな人だけど。なんでこの人たちはこんなことをしちゃったのかな〜。緒方は自分の親族である両親から妹の家族を、なんであんなひどいことをし続けることができたんだろう?自分には、全くできないな、そんなこと。そして、松永の方はそんな異常な光景に対して何も思わなかったんだろうか?全くもって、わからん。ただ、わかることといえば、人間なにかある線を踏み外したりしたら終わりだということ。この2人も、その何かの線を踏み外してしまったから、ここまでのことをしても、何も感じなくなるんだろう。自分も、何も感じなくなるような境界線を、見極める目をしっかり持って生きていたいと思う。それで、幸せに生きて行きたい。