POLYSICS @Drum Be-1
POLYSICS WORLD TOUR OR DIE 2007!!!!〜KARATE HOUSE〜行ってきました。本編とは関係ないけど、最近思うのがツアータイトルって大事よね。今まで蔑ろにしていたけど。これからは書いていこうと思います。
で、ポリ福岡レポです。はじめます。
今回のツアーでの福岡。会場がいつものDrum SonからDrum Be-1に変更。キャパで言うと250人クラスから500人クラスに変わった。しかもそれがなんとSOLD OUTになった。知名度のアップが一番強い要因だと思います。すごいね。これでもう興奮している。
今日の俺はテンション高かった。もうさ、Be-1もソールドアウトになったことだし、ポリはもうマイナーではないと。恥ずかしがらずに自分がこれが好きなんだと、高らかに宣言して行け!と思い、開場前の販売で買った今日発売開始の"雨ニモ負ケズ"Tシャツをおもいっきし着て、ポリリストバンドはめて、TOISU!タオルを肩に巻いて、堂々とポリファンアピールの格好でBe-1に向かいました(会場近くの駐車場から)。最近、"何かに染まりきってしまうって事がロックにおいて一番かっこ悪いことだ"と書いてしまった気がするけど、今日は思いっきりポリに染まってやりました。いいんだよ!今回はKARATE HOUSEってアルバムはそういうことなんだよ!とかボヤキながら、テンションが高かったです。
今回はBe-1だ。だからいつもとは勝手が違う。とりあえず最前列の次の列、ハヤシからフミにかけて陣取る。
1曲目は"ワトソン"おっ!SEじゃなくていきなり曲から入るのか〜。カヨちゃんの髪が思ってよりすっきりしていた(追記注・blogで見られるとおりです!僕の想像を超えていたってだけの話です。)。ますますリアルちびまるこちゃん。2曲目"偉大なる頭脳"。アルバムを聞いているとあまりにも奇形すぎる曲なのでなじんで聞くことができなかったけど、ライブでは意外とスッと入ってきて、いい曲やな〜って思った。3曲目"PLUS CHICKER" よしキタ!久しぶりにライブで聞いた!やった!!!ライブでは一番満足できる曲です。
セトリはこんな感じでした。やった曲は間違いないと思うけど、順番はテキトーです。
- ワトソン
- 偉大なる頭脳
- PLUS CHICKER
- ズーバーマン
- オールウェイズハピネス
- Ah-Yeah!
- NEW WAVE JACKET
- AT-AT
- プロテニス
- TV's High
- Catch on Everywhere
- ハードロックサンダー
- 人生の灰
- サイボーグ彼女
- 赤いマスター
- 夢・打ち込み
- ニューウェイブ電話相談室
- POLYSICS OR DIE!
- ワチュワナドゥー
- カジャカジャグー
- Tei!Tei!Tei!
- シーラカンスイズアンドロイド
- Baby Bias
(AN1)
- I my me mine
- ピーチパイオンザビーチ
- Electric Surfin' Go Go
(AN2)
- Blackout Fallout
- Shizuka is a machine doctor
個人的BESTだったのが"TV's HIGH"。もうはっきり言っちゃうけど、あの冴えなかったアルバム(大好きです!Hitしなかったって意味。)の中でもさらにわかりにくかったあの曲を、ライブでのもうアンセムみたいに振舞っていたのには、本当にビックリした。やっぱりポリのやってきたことは間違ってなかったんだな…。感動しました。
今回のライブですごく気になったのが、ハヤシがよく煽っていた。あれ?こんなにエンターテインする人だったっけ?変わったな〜。すげーな。"POLYSICS OR DIE"でコールアンドレスポンスをはじめたときには本当にびっくりした。まさかあのポリでコールアンドレスポンスって。えぇ〜まじびっくりなんですけど。地元ネタあるって聞いていたけど、これだったのね。福岡はちなみに"親不孝・マリノアシティー・塩豆大福・小松の親分・華丸大吉・アタックチャ〜ンス"でした。3番目で塩豆大福くるとは思ったなかったよ!そしたら小松の親分だもん!やられたわ〜。ハヤシあんたのセンスは素晴らしいよ。
Be-1正直ちょっと〜って感じだった。人が増えたから少し戸惑った。う〜ん正直のところ言うとあんまり楽しめなかったのよ〜。人が多くて。それでいて最前がいつもよりハッピーじゃなかった。
今回、正直前2回のワンマンよりかは劣っている。まあ前2回はありえないくらい楽しかったから。それと比べるのはさあんまりだし。それに今回はセトリ見てもらった通り、KARATE HOUSE中心の内容だから。ポリにとって超えなければならない壁を消化するライブだったと、僕は思った。見てるほうはもっと最高なものを求めるんだけど。でも通過点として今回は消化しないといけない。新作出たし、それをライブで自分たちの血として肉としなければならない。
"Catch On Everywhere"、"ハードロックサンダー"はスキル的に今日はつらかった。"Catch on Everywhere"も"ハードロックサンダー"もこれからの代表曲になるような曲だから、そこをライブ鍛えしないといけない。だから今の状態でもバンバンやっていくべきである。でもその2曲以外はかなり完成されていたと思う。その2曲だけ。
お客さんがちょっと…盛り上がりが尋常じゃないな〜、っていうことが今回なかった。MCでもこれまでは毎回、福岡熱いみたいなことを言っていたけどそれはなし。アンコールも2回止まり。"You-You-You"はやらないのかよ!!たぶんもっとお客がいい状態だったら、3回目も"You-You-You"もあったと思う。今回はここんところではなかったBe-1ワンマンってことで、やっぱりみんな戸惑ったんだろうな〜。あと、その戸惑いが影響したのか、ハヤシの変態パフォーマンスがちょっとなかった。残念。
小ネタ。"ハードロックサンダー"での激しいカヨちゃんが気になる。すげぇよかったです。"Blackout Fallout"のあの機材はなに?両手あいたピアニカで、なんか大きなファン(扇風機)つき?SUZUKIって書いてあったし。"AT-AT"のニュー道具はあれはなに?もはやハンマーじゃなかったよね〜。なんか、blogでも何回も出てきてるけど、最近のポリは両手グーにして親指立てるやつがはやっているみたいなんだけど、それを何回もやるMCパートがあって、それでそのオチでハヤシが勢いよくカヨちゃんに向かって親指立ててイェーイってやるんだけど、カヨがそれをスカして次の曲を始めるっていう、鉄板ネタが見れて本当にうれしかったです。これが一番よかったな〜。新曲はありませんでした。作ってんのかな?いろんなお客いた。ツナギが見ただけでも約2人。気づいたら外人の人が隣でした。がっつりアマロリの人がいました。ハヤシに甘噛みされたのはおいしかったです。今回小ネタはあまりないです。あんまりそういうのをキャッチできるような状態で見てなかった。人が最前多かったよ〜。今日はなんか気持ちだけが先回りして、もっと楽しめるべき点がもっとあったようなきがするのに。もっと楽しめたら、なんかいろいろ気づく点もおおかったんだけどな。自分での反省材料も多いと思ってます。
今日のライブ。ライブバンドとしてのプライドをいったん抑え、これからのバンドへの布石として、大自信作のKARATE HOUSEをライブでの洗練という作業を行った。そして、ここんところ存在アピールを必死に行ってきたポリが、一回休みをとって、次のステージへの序章をはじめているように見えた。もはや過去を振り返るのは終わりしたほうがいいと思う。10周年ライブはもう終わったし。要はこれから何ができるかだ。これからに向けての自力がそなわってないといけない。目標はたぶんでかいところだと思うから。だから今回はそういうライブで、それを温かく見守ってやるべきだろうと思います。そんな感じがしましたね。