風味堂 @Zepp Fukuoka


 風味堂見に行ってきました。今日はバイト時代のお友達と行って来ました。ここ最近、この風味堂の"ナキムシのうた"をどうにかしてアンセムに担ぎ上げたいとしていて、その契機付けとして大きな意味を持つようにと願って行ってきました。

 開演30分遅れで到着。着いたらちょうど"ナキムシ"をやっていたので、めちゃ×2慌てた。

 風味堂初めて見たけど、やっぱ演奏がうまいわ〜。しかもそれを余裕しゃくしゃくでやっているところが、また憎い。憎いんだよね〜。本当に鍵盤&ボーカルの人、基本ヤンキー上がりなんだろうけど(やること喋ることのスケールが大雑把だから)、それでいて知的でテクニックがあって本当に憎い。あぁ〜、憎いですよ。(ここ憎いを連発していますが、良い意味で言ってますからね!)

 うまいんですよ演奏が本当に!しかもいろんなジャンルの音を、曲ごとにわかりやす〜くふんだんに取り入れて。ブルースからファンクからソウルからちょっとヒップホップ入れてみたり、日本の歌謡曲のフレーズも入れてみたり、オレンジレンジ意識したり、激甘ポップスからももちろん入れてみたり。このばらっばらの要素をねいとも簡単にやってしまうからね〜、すげーなーって思ってしまう。ドラムの圧力がすごくよかったね〜。曲の盛り上がりとともに、バスドラの音圧がどんどんあがっていて、最後には地鳴りのようになっていたのにしびれた。ただベースはもっといろいろ変化させたら面白いのにな〜って思う。ちょっと単調すぎるから。

 僕にとっては風味堂はデビュー曲の"眠れぬ夜のヒトリゴト"がやっぱり一番好きなんだけど。他にも良い曲いっぱいあるよね。わすれてたんだけど"楽園を目指して"とかもいいし、やっぱりなんだかんだ言っても""とかもやっぱり乗れるし良い曲だし。結構多いのさ〜、いい曲が。

 それにやっぱりいろんなタイプの曲があるからさ〜、なんか今の僕のモードとはとにかくあうわけで、どの曲でもすごい気持ちよくさせてくれた。

 鍵盤&ピアノの人のちっちゃい鍵盤のメタル弾きには笑いました。あぁ、こういうバックボーンもあるのね〜。