宇多丸×掟 夢のビック対談


 夢の対談が実現しました。もう2人とも濃すぎる。濃度がすごいことになってる。

 でも、2人の言っていることは100%正しいし、このポテンシャルで望めたら、今のPerfumeを本当に楽しめると思う。いや〜、熱いよ。

 http://blog.yomiuri.co.jp/popstyle/2007/10/post_ee87.html

 うん、宇多丸は本当に捕らえてるよな〜。すごいよな〜。いちいち発言がズゴーっんってなる。

 インタ&対談はカットアップするのが楽しいから〜、そこでTumblrなんですが、もうカットアップしすぎて、わけわかんなくなっちゃった。いっぱいTumblrしたんで、見てください。固定リンクがないのでトップのアドレスは上げときます。

 http://monch71.tumblr.com/

 いや〜、あげすぎた。大変だ。<追記>

 あ〜、これ熱すぎる。追記だこれ。

 2人のそれぞれの印象ってのは、宇多丸Perfumeを形態的に捕らえるのがものすごいレベルに達している。論客派。対して、掟はむしろ自分の感情の入れ方が半端じゃない。これもすごいレベル。やっぱりこの2人タダものじゃない(Perfumeファンとして)。まあ例えるなら、宇多丸Perfumeのお父さん、掟がお母さんって感じでしょうか。

 で、Tumblrもしまくったんだけど、このblog上でもさらに精鋭をあげていこうと思う。やっぱりいいからこの2人。一番よかったとこをいくつかあげるけど、基本的には全部読んでください。お願いします。

掟 だからこそ、俺たちがなんとかしなければと思った。Perfumeのような本当に素晴らしい音楽をやっているアイドルが、売れずに消えていく様を何度も目の当たりにしてきたんです。Perfumeって本当にいいグループだったねと、後で語り継ぐだけのものにするには惜しすぎた。今度は多少なりとも尽力できる立場にある。スタッフでもないのに、どうやったらPerfumeが売れるかを本気で考えなければと思ったんですよ。俺だけじゃない、Perfumeのファンはみんな同じでした。

宇多丸 そう。アイドルに限らず音楽全般に、いいものだから売れるっていう正しいことは、滅多に起きない。だからこそ、たまにこういう正しいことが起こると本当にうれしい。

掟 ハゲのおっさんがやるよりはかわいい女の子がやったほうが多分、アンダーワールドももっといいアンダーワールドになります。だから、いいアンダーワールドPerfume(笑)。
宇多丸 Perfumeアンダーワールドに勝った!(笑)

宇多丸 これは本当、改めて声を大にして言っておきたいですね。アイドルに擬似恋愛とかっていうのは、別に本質じゃないって!全然。
掟 本質じゃないし、実は本質じゃないことはみんなが気づいてたはずだと。それが細分化されていったことによってよくわかったというところはあります。だからね、仮にPerfumeも彼氏ができたりとか、そういうことが写真週刊誌とかに取り上げられたりしたときに、もしもファンが揺るがなかったら、これは本当に本物だという言い切りもできるはずです。
宇多丸 ファンも問われる瞬間ですけどね。

宇多丸 言い方は悪いけど、ちょっと前までだれも知らないB級アイドルだったわけですよ、事実上。それがオリコンの4位に入るというこの振り幅は、多分僕の一生で、もう二度と経験できないと思う。こんなこと見たことあります? アイドル史上。

宇多丸 その意味で本当にPerfumeは、アイドルにとって一番必要なものだけが残ってるみたいな感じだと思います。決してさ、例えば美形という意味ではトップクラスってわけではないわけです。つまり、そこでアイドルの価値が決まるわけじゃない。
掟 アイドルにまとわりついていた余計な要素を取り払ったあとで残ったものというんですかね、最終的に。それがPerfumeなんじゃないかなって気がしますね。