パフュームをディスる SNOOZER#65
スヌーザー買いました。今号は50Best Album of 2007と題して、レディオヘッドのIn Rainbow持ち上げ企画です。
まあ詳しいランキングのことはおいといて、ココでは巷でうわさになっているパフュームをディスってるってことについて書いていきます。簡単に書きますけど。
タナソウは、う〜ん、なんか知らないけど、今は憂国モードというか、この国の音楽は期待できるものがないな〜っていう心配を抱えこんじゃってる。なんか知らないけどね。その代表的な存在としてパフュームを今回はとりあげている。で、このパフュームを必要としている人ってのに対して嫌悪感を感じている。その決定的な嫌悪の理由はまだわかってないみたいなんだけど、とにかく嫌な感じしかしてないらしい。
まあタナソウの言うことよくわかりますわな。やっぱりパフュームファンって、どっかオカシイ気がやっぱりするんだよね。決して健康的ではない。精神的にかなり不健康な人がいっぱいいるんだろうな〜って気がする。パフュームって真っ当なユースカルチャーではないんだよ。やっぱり。自然なカタチで仲間で集まって馬鹿騒ぎして。そんな、幸せな空間っていうのを持っていない人達の集まりのアイコンってのが、パフュームって気がするんだよな〜。だから不健康。そしてそれが日本全体の現状って感じがするんだよね。
スヌーザーで紹介されてる、UKのシーンっていうのに比べて、この差は愕然な感じがする。だってさ、10代の子達が自分達が好きなアーティストに直接オファーをかけて、パーティーをオーガナイズしてやってるらしいんだよ!そんなのうらやましすぎるやん。やっぱりその差は愕然です。
対する野田努は、今年remixで取り上げたにも関わらず、興味がないらしい。芸術的価値がないんですって。う〜ん、高貴ですね。見る目線が鋭すぎる。そんなに敏感じゃない人にとってはわけわからない発言。
そして女子論が展開されてるんだけど。スヌーザーは今は「無敵女子」っていうのがキーワードになってるんだけど。そういう意味で、パフュームをディスれる女子、つまり「あんなのクソだ。私のほうがもっと凄い」っていうことを言い切れる女子っていうのを待ち望んでるわけですよ。「ヤスタカよりも、私のナカコーのほうが〜、ファッションやヴィジュアル面で優れてるし〜、音の面でも技術があるし〜、なによりルックスが断然良いに決まっている。」とか言い切れる女子ね(笑)。野田さんが言うように、「あんたたちそんなんで良いの?」って否定してくれるのはおっさんより、そんな女子出てくるといいよね。極めて健康的だと思います。
そんな無敵女子の中心核として持ち上げてるのがThose Dancing Days。とにかく素晴らしいですわ。ポリ(シックス)が好きならば、絶対はまる。それは間違いない。ドカドカ乱暴に叩くドラムにチープなシンセの音がたまらんですわ。それに巻き毛の女の子!ルックスせこすぎやろ!
↑↑↑「Those Dancing Days / Those Dancing Days」↑↑↑
タナソウはこの批評で日本のユースカルチャーそしてその先にある音楽に対して違和感を感じ得ないってことを言いたい。野田さんは芸術的価値がないものは意味がない。だから興味がないってことです。2人とも、日本を代表する音楽雑誌の立場からの心情を述べてます。2人が下したポリリズムへの評価はどちらも5点中、1点でした。
タナソウな言うようにパフュームファンは切羽詰まってるのか?それとも野田さんが言うように気持ちに余裕があるから聞いてるのか?すごく気になる。それはわからんよね!パフュームファンに聞きます。最近、踊ってますか?
そんな心配より、もっと自分の心配したほうが良いような気がする。訳せな。
snoozer (スヌーザー) 2008年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: リトル・モア
- 発売日: 2007/12/18
- メディア: 雑誌
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<追記>
あ〜。なんかイライラするな〜。違うんだってば。ちゃんと指摘できな俺含めて、違うんだと思うよ。
とにかくid:aerodynamik:20071220:p2のエントリーと僕の解釈は違う。う〜ん、これを読んでid:aerodynamikさんの受け止め方が正常なのかもしれないけど、俺は解釈が違うことははっきりしている。そういうことじゃないんだって。その点、はてブのコメントをつけている、id:kiku72さんはわかってると僕は思っている。用は、ぜんぜんPerfumeのことをディスっていない。