POLYSICS @Drum Be-1


 ポリシックスのライブ、ハミ出ろ!!怒涛のワキワキ・ジャパンツアー!!!!に行って来た!

 もうこっちではライブの本編のことだけ〜。

 いつもの通り、15分ほど押しでライブスタート。1曲目「Moog is Love」。うんやっぱり今回の一発目はこの曲だよね。とりあえず、Moog is Loveを語ります。We ate the machineをガッツリ語る機会がなくって、あんまり言ってこなかったんだけど、このMoog is Loveはすごい大事なナンバーだと思うんだ。あのポリシックスがスタジアム対応な曲を作ってきた。この曲を聴いて、僕はすごく嬉しかった。昔話になっちゃうんだけど、あれだけお客さんの予想を超えることばかり狙ってきたバンドが、誰もが腕を突き上げるナンバーを作ちゃった。だからこの曲は大事なところで使うと思ったし、この曲に似合うポジションで僕は見ました。

 今回は、ポリのライブで初めてかもしれない、後ろのほうで見た。連れの方々もいたので、それにあわせる感じで。でも、Moog is Loveのテンションだったら、そんなに前行かなくてもいいと思った。予想通り、一面腕が上がってて、そこでもう嬉しかった!

 今日のライブはもう激しい激しい。ユルッと見れる感じで〜ってことで、後ろの方にいたけど、後ろのほうでもバリバリ人が動いてて、もうビックリ。こんなに熱いライブだったんだ!ポリシックスって!!みんなポリの繰り出す重厚な音にすごく反応してて、跳ねて踊って、すごい幸せな空間を作り出していた。

 ライブは幸せなのが良い。ただ激しいだけを求めるんじゃなくて、ライブという空間において、幸せを感じるのが最高だ。こんなアクトやってるの、多分スカパラとか、解散しちゃったけどKEMURIだとか。今年僕が見た中ではビーチズと、それとCapsuleだな。そんな名うてのライブバンド級の堂々としたアクトで、十分すぎるほど幸せだった。確かにポリも海外で積み上げてきて、知識としてはその意識はあったけど、こんなに目の当たりにしたのは無かったかもしれない。

 それでいて、余裕な感じもしたんだよね。昔はとにかくお客さんを喜ばせようと、ひたすら長いセットで突き抜けるってことを実践してたんだと思うんだけど(Now is the time期とか)、今はそれがそんなに長くなくても、なんか凝縮されてて、良いとこ取りみたいになってて、なんか余裕な感じもした。確かにツアー終盤で、やることも洗練されてたんだろうけど。なんかとにかくビックなバンドになったな〜って圧倒された。

 New Wave Jacketが早めに来てウルっと泣きそうになる。そして中盤一番の盛り上がりを見せたのがRocket。すごくカワイイ曲なんだけど、ものすごいヒートアップ。すごかった〜。それとCOMMODOLLやってビックリ。

 いつからそうなのかわからないけど、このフォーメーションで見るのは初めて、両脇に2トップ(ハヤシ&フミ)で、後ろの2人が中を取るって感じ。やっぱり前の2人は動けるから、横を使うという意味ではグッドだと思う。あとリズム隊が近くなって、なんかすごく今日は頼もしかった。この2人ありて、ハヤシありって感じやった。ただ、今日はオーディエンスの目線が全部ハヤシにいってたから、その点ではなんか不思議な感じがした。だって〜、みんな斜め向いてるんやも〜ん。あとフミちゃんファンの激しい子たちがいなくなった。それとやっぱりカヨちゃんがちょっと遠くなって残念。もっとカヨの手元を見せろ!

 カヨちゃんは、髪はセミロングぐらいかな〜って思って、かしゆかスタイルやね〜って思ってたけど、後ろはロングぐらい髪があった。あとフミちゃんは、茶色でパーマパーマでした(できぬかな・広島参照)。

 MCの話。F-Xは良かったって〜。行ってないから知らん。でも写真はとってもキレイやった。ステージ前海って良いよね。MCで福岡では「山笠(読み・やまかさ)があるけん、博多た〜い!!!!」はいっつも言いよっちゃけど、今日はご当地ネタ、しかもネタとして濃いCMを2本言っていた!まさかチョイスが天神愛眼と新宮霊園だったなんて・・・。天神愛眼のCMをハヤシが歌いだして「目と、メガネと、コンタクト〜。愛眼ビルは、瞳の〜?」って、聞いてきたけん、「デパート!!!」って叫んだんだけど、僕のほかに誰も言ってなかった・・・・。絶対、間違ったと思って、ビビリまくった!怖かった!新宮霊園のCMはもうハヤシが何を言ってるのかわからなかった。以上2本のネタは結局ダダ滑りで終わった。できぬかなによると、このネタを仕込んだのはBEAの森裕史らしい。会場の前に今日紫のハンチング被ってたの居たなぁ〜。

 ワチュワナドゥーでハヤシが投げたカップがキャッチできるぐらいのところまで飛んできて、あっ!と思って手を出したらファーストタッチを僕できたんだけど、残念なことに弾いてしまった!一生の不覚。ライブでの俺・伝説の一ページに刻むことができませんでした。

 福岡いつも暖かいライブができるってハヤシが言ってくれた、たしかに外したライブをやったのってそんなにないと思う。ハヤシ曰く、自分にはめんたいロックの血が流れてるのかな〜だって。正直、そういわれると嬉しい。あと年内は新曲を作って、そして福岡にもう一回戻ってくるって言ってくれた!嬉しい。今年、もう一度見たい!できたら、アルバムレコ発じゃないツアーのが、裏盤として見てみたい!

 本編最後でDry or Wet。最後にカヨちゃんがボードを出して、この部分を客に歌わせる

it's too hard

to master

human science

in the world

 意味としては「すんごい難しい、人間科学を、完璧にこなすのは、この世界で」。すごくオーディエンスを向かいいれられる暖かいライブをするポリシックスだけど、このメンタルの元のなるのは、他者とのコミットすることができない寂しさを歌うバンド。この本質の部分を、しっかりオーディエンスに叫ばせるってことに、あ〜元の部分を忘れてないな〜って言うのが、嬉しくて泣きながら叫ぶ。ひたすら叫ぶ。

 アンコールになってけん、最後ぐらいは最前段突入。ブギーテクニカきたけん、それは一暴れして帰るしかない。前のほうやっぱりポリやけん熱かった!!わすれられないこの感じ。でも、やっぱりもうこの時間帯はみんなあからさまに体力残ってなかったよね・・・。ちょっと違和感感じながら、終わりまでいました。最後だけとか突入するもんじゃない、夏。

 Baby Bias。この曲で、おととしのマリンメッセでのアジカンスペシャルアザースとの対バンの時を思い出した。あのとき、5000人は入るだろうアリーナのほとんど手拍子してて、めっちゃ感動した。大きくなるって予感したけど、それが現実になった。嬉しく感じた。泣ける!

 そんなこんなで、凝縮されたライブ終了。2時間無いぐらい。これくらいが丁度良い!これからも頑張ってくれ、ポリシックス


 あとあと、始まる前に念願だった、『no more tears, no crying』のid:shizu1002さんに挨拶することができた!すごく尊敬するファンでブロガーの方なんで、すごく光栄でした。会った瞬間、この人、本当にポリが好きそうってオーラがする人で嬉しかったです。こんな若輩者ですが、これからまた一緒になることがあったらヨロシクお願いします!